こんにちは。
今日も中学英語の復習をがんばりましょうね。
「Where is my smartphone?」という例文で、疑問詞「where」を使って
場所を聞く練習をしてみましょう。
「where」は、Lesson1で勉強しました!
「Where are you from?」を使えば、
相手に出身地を聞くことができるんでしたよね?
「Where is my smartphone?」の意味
・Where is my smartphone?
私のスマホはどこにありますか
「where」を使った疑問文です。
「Where is + 主語?」の形で「~はどこにありますか」「~はどこですか」という意味を表します。
これは、かんたんです。
例文の主語は「my smartphone」ですが、
他の言葉に置き換えれば、
いろいろなパターンの英文が作れそうですね。
そうですね。
では、いくつか例文を作ってみましょうか。
「camera」は「カメラ」という意味の名詞です。
「his」は「彼の」という意味の人称代名詞です。
人称代名詞については、Lesson12にもある下の表をごらんください。
主格(~は) | 所有格(~の) | 目的格(~を) |
I | my | me |
you | your | you |
he | his | him |
she | her | her |
表からもわかるように、「his」は人称代名詞の所有格。
「彼の所有しているもの」と言いたい時に使います。
「glasses」は「メガネ」という意味の名詞です。
あれ?
例文の3つ目ですが、「Where is」じゃないですね…。
「Where are」になっているけど、
これも同じ意味なんですか??
「where is」「where are」の違い
上の例文では「where is」「where are」というbe動詞の形が違うものがあります。
be動詞には「is」や「am」「are」などの種類があり、主語によってそれぞれ使いわけます。
例えば「it is」「I am」「you are」…というように。
「am」を使うのは主語が「I」のときだけです。
そして「is」は主語が「I」と「you」以外で、なおかつ
単数のときに使います。
「are」は主語が「you」、または複数の時に使います。
3つ目の例文は「Where are my glasses?」となっています。
主語は「my glasses」です。
「are」は主語が「you」または複数なんですよね?
つまり「my glasses」が複数形だから「are」というわけかぁ。
ん?でもメガネって普通かけるのは1こですよね?
なんで複数形になっているんですか?
確かに、変ですよね。
でも、これは昔のメガネはレンズが1個だったことに由来します。
後になって、今のようなレンズが2個のタイプが誕生したため、「glasses」と言うようになったそうです。
メガネを複数形にするなんて、日本人にはあまりピンとこないかもしれませんね。
「Where is my smartphone?」にはどう答えるの?
「Where is my smartphone?」は、スマホのある「場所」を聞いています。
ということは、「イエス」「ノー」で答えるのではなく、具体的な場所で答えればいいということになります。
Where is my smartphone?(私のスマホはどこにありますか)
It is on the desk.(それは机のうえにあります)
語句の説明です。
「on」は「~の上に」という意味の前置詞です。
「desk」は「机」という意味の名詞です。
「Your smartphone is on the desk.」
って答えてはだめなんですか?
意味としては同じだと思うんですけど…
中学校では「it」で答えると習います。
それは、英語では同じ言葉を繰り返すことを好まないからです。
以前学習したLesson5の「it」の用法でもありましたが、
「it」は一度出てきた言葉の繰り返しを避けるために使うんですよ。
では、さきほど出てきた例文に答える練習もしてみましょう。
「table」は「テーブル」という意味の名詞です。
「in」は「~の中に」という意味の前置詞です。
「they」は「それらは」という意味の代名詞です。
また「they」は「he」や「she」の複数形「彼らは」「彼女らは」という意味にもなります。
「by」は「~のそばに」という意味の前置詞です。
「bed」は「ベッド」という意味の名詞です。
ほかの文の答えは「it」から始まるのに、
3つ目の例文の答えは「they」から始まるんですね。
では次に「they」の使い方について説明します。
「they」の使い方
「Where are my glasses?」には「They are ~.」で答えます。
「my glasses」が複数形なので、「それは」という意味の「it」ではなく、「それらは」という意味の「they」を使う必要があります。
つまり「where」から始まる疑問文の主語が「複数」の場合、
「they」を使うということです。
ということは、それに対応するbe動詞は「are」。
日本人は普通メガネを複数としては考えていないので、
「それは」と単数のように訳す方が自然だと思います。
「are」は主語が複数の時に使うんでしたね。
ということは、
「Where are ~?」で聞かれたら、
「They are ~ .」で答えればいいっていうことですか。
そうと決めつけることはできません。
なぜなら、
「Where are you?」(どこにいるの)
「I am at home.」(家にいます)
などというパターンも考えられるからです。
それから、今「they」は、複数だけでなく単数としても使われています。
これはジェンダーの問題などが絡んでくるので、少し難しいですね。
中学英語の範囲では「they」は「それらは」「彼らは」「彼女らは」などの意味で覚えておきましょう。
今日のまとめ
今日は「where」を使って「場所」を聞く練習をしました。
単数は「Where is + 主語?」
複数は「Where are + 主語?」
また、答えるときは
単数は「It is」
複数は「They are」
を使います。
「It is」「They are」の後ろには、
「on」や「in」などの場所を表す前置詞+「具体的な場所」を置きます。