
こんにちは。
今日も中学英語の復習をがんばりましょう。
このレッスンでは天気予報で使う英語表現について学んでいきます。
天気予報ということは未来のお話なので、また「will」や「be going to」が出てきますよ!

そうか。
天気予報って、明日の天気とか週間天気とか
未来の天気を予測するんですもんね!
「It will be sunny.」の意味

では、「It will be sunny.」の意味を見ていきましょう。
・It will be sunny.
晴れるでしょう
「sunny」は「晴れた」「日あたりの良い」などという意味の形容詞です。

主語は「it」なんですね?
Lesson5でも触れていますが、「天気」を表すときには「it」を使います。

でも「will」って、今決断したことに使うから、感情が含まれてるって前回のレッスンで習いましたよね?

実は「will」には「意志未来」と「単純未来」があるんです。
【意志未来】
・I will call you later.(あとで電話するよ)
【単純未来】
・It will rain tomorrow.(明日は雨が降るでしょう)
「call」は「電話をする」という意味の動詞です。
「later」は「あとで」という意味の副詞です。
「rain」は「雨が降る」という意味の動詞です。

「I will call you later.」は、あとで電話をしようという話者の気持ちが入っているのに対し
「It will rain tomorrow.」は、単に明日は雨だろうという予測を話しています。

「will」という一つの単語に、複数の使い方や意味があるんですね。
基本的には、意志未来の主語は「I」「you」「we」など、一人称や二人称がきます。
単純未来の方は「he」「it」など、三人称がきます。
天気予報で「be going to」は使わない?

天気予報では、「will」を使うことが多いのですが、「be going to」も使うことがあります。
It’s going to rain soon.
間もなく雨が降ります。
「soon」は「間もなく」という意味の副詞です。

「It will rain.」
との違いはなんだろう?
「It’s going to rain soon.」は、かなりの確率で雨が降りそうだという時に使います。
雨が降るのは、もう決まっているという感じですね。

西の空に黒い雨雲が見えていて、こちらに近づいている場合、まもなく雨が降るのはまず間違いありませんよね?

ほぼ確実だというときに
「It’s going to rain soon.」
になるんですね!
「will」は、確率は高いけど、はっきりとは言い切れないというニュアンスが含まれています。

天気予報などでは、明日以降の天気の話なので、確実に雨が降るとは言い切れないことも多いですよね。
そういうわけで、天気予報では「will」の方がよく使われています。
天気予報でよく使われる表現

It will be cloudy tomorrow.(明日は曇りでしょう)
Tomorrow will probably be rainy.(明日はおそらく雨が降るでしょう)
It will be cloudy and sometimes sunny.(曇りときどき晴れでしょう)
「cloudy」は「曇った」という意味の形容詞です。
「probably」は「おそらく」「多分」という意味の副詞です。
「rainy」は「雨降りの」という意味の形容詞です。
「sometimes」は「ときどき」という意味の副詞です。

「rain」と「rainy」はどう違うんですか?

混乱しますよね。
「rain」は「雨が降る」という動詞。
「rainy」は「雨降りの」という形容詞です。
「cloudy」や「sunny」も形容詞です。
これらの形容詞の前には、be動詞が必要になるので気を付けましょう。

動詞の「rain」は
「It will rain」で雨が降るでしょうという意味になります。
形容詞の「rainy」は
「It will be rainy」で同じような意味になるんです。

ということは
「It will be cloudy」とか
「It will be sunny」のようになるんですね!

その通りです!
形容詞と動詞の違いは理解できましたか?

なんとなくですが、わかりました!

それから、天気予報の主語は「it」以外に
「today」や「tomorrow」などが来ることもあります。
例文の2を参照してくださいね。

ところでですね…
「天気予報」って英語でなんて言うんですか?
「天気予報」は「weather forecast」。
「weather report」という言い方もありますが、これはどちらかというと、今の状況を伝えることをメインにしています。

夕方のニュースのお天気のコーナーとかがそうですよね。
アナウンサーや気象予報士が外に出て
「ただ今の気温〇〇度。風速5メートルの冷たい北風が吹いています」
などとレポートしていますよね。
練習してみよう

ではお天気の伝え方を練習してみましょう。
日本文に合うように( )に適語を入れましょう。
1.明日は風が強いでしょう。
It( )( )windy( ) .
2.今日は晴れのち雨でしょう。
It’ll( ) sunny, and later( )( ).
ヒントです。
「風が強い」は「windy」という単語を使いましょう。
「晴れのち雨」の「のち」は「later」を使って表現できますね。

1番は「It(will)(be)windy(tomorrow).」
2番は「It’ll(be)sunny, and later(today)(rainy).」
かな?

1番は正解です!
2番は、語順が違います。
英語では、日付や時間を表す言葉が最後に来るのが一般的です。

ということは、「today」が最後に来るんですね!
「It’ll(be)sunny, and later(rainy)(today).」
今日のまとめ


今日は天気予報でよく使われる表現について説明しました。
天気予報は、未来の天気のことを予測するので「will」を使って言い表します。
かなり確率の高いことに関しては「be going to」を使うこともあります。
天気予報で使われる言葉はだいたい決まっています。
・sunny
・rainy
・cloudy
・windy
・snowy(雪の降る)
などの形容詞は、頭に入れておいた方がいいでしょう。