こんにちは。
今日も中学英語の復習を頑張りましょう!
さて今回は「I am cooking now.」という英語の例文を使い、「現在進行形」について説明します。
現在進行形は覚えている人も多いのではないでしょうか。
たしか「ing」を付けるんでしたよね!
今やっていることを表す表現方法だったと思います。
「I am cooking now.」の意味
・I am cooking now.
私は今料理をしています。
現在進行形は、「(今)~をしています」という意味で、今現在進行中の動作を表します。
「be動詞+動詞のing形」が現在進行形の形です。
日本の中学校では、現在進行形に「now」を付けるように教わることが多いのですが、必ずしも「now」を付ける必要はありません。
現自在進行形に「now」が必要かどうかは、あまり悩む必要はありません。
「現在進行形」の文であれば、基本的には現在のことを表しています。
「今」ということを強調したい場合以外は、「now」はなくても通じます。
現在進行形で使う「be動詞」は「is」「am」「are」ですよね?
動詞のing形というのは、動詞の原形の語尾に「ing」を付けたものです。
作り方について説明しますね。
動詞のing形
動詞のingの付け方は4つのパターンがあります。
そのまま動詞の語尾にing
多くの単語は、語尾に「ing」を付けるだけです。
・play … playing
・go … going
語尾が「子音字+e」
「子音字」って以前も出てきたと思うんですけど、なんでしたっけ?
簡単にいうと母音字以外のものを指します。
Lesson8でも説明しているので読んでおいてくださいね。
動詞の語尾が「子音字+e」の場合、「e」を取って「ing」を付けます。
・have … having
・take … taking
「have」の「v」、「take」の「k」は子音字なので、うしろの「e」を取って「ing」です。
語尾が「短母音+子音字」
今度は「短母音」という言葉の意味がわからないんですけど。
短母音は、中学英語の段階では詳しく知る必要はありません。
母音「a、i、u、e、o」は短く発音する場合と、長めに発音する場合があります。
短母音の例 … 「cat」「bed」など
長母音の例 … 「baby」「early」など
「cat」と「baby」を比べると、「cat」の「a」は「ア」と短く発音し、「baby」の「a」は「エイ」と長く発音しているのがわかります。
ただ、短母音や長母音は文法の説明のための言葉なので、そういうものもあるのだなという程度に覚えておけばいいでしょう。
語尾が「短母音+子音字」の場合、子音字を重ねて「ing」を付けます。
・run … running
・swim … swimming
「run」の「n」、「swim」の「m」が二つ重なっているのがわかりますね。
ただし、「listen」「visit」は、そのまま「ing」を付けるので例外として覚えておきましょう。
語尾が「ie」
語尾が「ie」の場合、「ie」を「y」に変えて「ing」を付けます。
・die … dying
・lie … lying
「ie」で終わる動詞の数は少ないので、とりあえずこの2つを覚えておけばいいでしょう。
現在進行形にならない動詞
現在進行形にならない動詞っていうのがあるんですか?
ちょっと難しい説明になるので、ここでは「have」という動詞で説明しますね。
最初に説明した通り、「現在進行形」は今現在進行中の動作を表します。
「今、走っている」とか「今、本を読んでいる」とか、そういう時に使うんですよね。
「have」は、「持っている」「所有している」という継続的な状態を表す動詞です。
つまり今現在の動作を表す現在進行形とは相性が悪いと言えます。
例えば「私は自転車を持っています」という文は自転車を所有している状態を表していますよね。
「I have a bike.」
「I am having a bike.」
どっちが正解かわかりますか?
自転車を継続して所有しているという意味にする場合は、今現在の動作を表す現在進行形は使わないんですね!
「I have a bike.」
が正解だと思います。
その通り!
でも、「have」という単語にはいろいろな意味があるというのを覚えていますか?
「have」は「持っている」という意味以外に、「食べる」という意味でもよく使われます。
「食べる」という意味では、現在進行形にすることも可能です。
つまり
「He is having breakfast.(彼は朝ごはんを食べているところです)」
というように現在進行形でも使えるわけです。
基本的に「状態」を表す動詞は現在進行形にはなりません。
「have(持っている)」「know(知っている)」「love(愛する)」「live(住んでいる)」などがそうです。
ただし、「食べる」という意味の「have」のような場合もあるので気を付けてくださいね。
練習してみよう
ではここで、現在進行形がどこまで理解できているかチェックしてみましょう。
「newspaper」は「新聞」という意味の名詞です。
「park」は「公園」という意味の名詞です。
「in the park」で「公園で」という意味になります。
この程度ならかんたんですね!
1番は「He is reading a newspaper.」
2番は「They are runing in the park.」
あー、ちょっとおしい!
2番の「run」は「n」を2つ重ねて「ing」を付けてください。
あ、今習ったところでした。
「They are running in the park.」ですね。
いつもながら英作文は難しいな…。
1番は「Maiko is helping her mother.」
2番は「Tom and his sister is having lunch.」
1番はほぼ正解ですが、日本文に「今」という言葉があるので、「now」を文の最後に付けた方がいいですね。
2番はちょっと複雑ですが、主語は「Tom and his sister」です。
複数になっているので、そのあとの「be動詞」は「is」ではありません。
なるほど!
1番は「Maiko is helping her mother now.」
2番は「Tom and his sister are having lunch.」
ですね!
今日のまとめ
今回は現在進行形について説明しました。
現在進行形の作り方は「be動詞+動詞のing形」。
動詞のing形とは、動詞の原形に「ing」を付けたものです。
多くの動詞はただ語尾に「ing」を付けるだけですが、そうではないものもあるので注意してください。
また、「know」や「love」など状態を表す動詞は現在進行形になりません。
「have」のように複数の意味を持つ動詞の場合は、現在進行形になることもあります。
ややこしいですが、少しずつおぼえてましょう。