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こんにちは。
今回は、「I have a book.」という英語の例文を使って、名詞の「単数形」と「複数形」について説明します。
英語では「1つ」と「2つ以上」をはっきり区別して考えるんですよ。
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複数形…。
本が2冊とか3冊とかっていう意味ですよね?
「book」を複数形にすればいいのかな?
「I have a book.」の意味
![草の上に一冊の本が置かれています。その本は真ん中ほどで開いた状態になっていて、本の周りには白い花が咲いています。「I have a book.」という英文の意味を理解しやすくするための画像です。](https://eigo-j-hi.com/wp-content/uploads/2022/03/e98a0756670c7317ef35effd1e494ee4-1024x575.jpg)
・I have a book.
私は本を1冊持っています
ここでは新しい単語「have」が出てきます。
「have」は「持っている」という意味の動詞です。
この「have」は本や自転車のような具体的なモノだけではなく、人や時間、経験などに対しても幅広く使うことができます。
また、助動詞として使われることも多く、英語を学ぶ上でとても重要な単語の一つといえます。
このレッスンの中では「持っている」という意味で使うので覚えてくださいね。
「book」は「本」という意味の名詞です。
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「book」の前に付いている「a」は何か覚えていますか?
これは「冠詞」というもので、冠詞の説明はLesson3を見てください。
冠詞「a」には、「一つの」という意味があります。
名詞「book」の前に付けることで、持っている本は「1冊」なのだということがわかりますね。
「本」が複数ある場合
![机の上に本が積みあがられています高く積み上げられている方は9冊、低く積み上げられている方は7冊あり、高い方の手前に開かれた状態の本があります。](https://eigo-j-hi.com/wp-content/uploads/2022/03/d6d7800e3a458c79fa7c967b1d4c2bb5-1024x575.jpg)
![](https://eigo-j-hi.com/wp-content/uploads/2022/01/12e8a29c892d575a0d8e552fe985e9cc.jpg)
本が1冊のときは、「book」の前に「a」を付けて表すというのはわかりました。
では、2冊とか3冊とかの時は、どうすればいいんですか?
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はい、まずは「a」の代わりに「two」や「three」などの数字を置きます。
ここで「1~10」までの数字の書き方を見てみましょう。
1 ……「one」
2 ……「two」
3 ……「three」
4 ……「four」
5 ……「five」
6 ……「six」
7 ……「seven」
8 ……「eight」
9 ……「nine」
10……「ten」
覚えているようで、いざ書こうと思うとなかなか綴りを思い出せない数字もあるかもしれませんね。
特に「eight」は発音しない「gh」が入っているので要注意です。
「私は本を2冊持っています」と言いたいとき、「book」の前に「two」を置きます。
しかし、それだけではまだ「本を2冊」という意味にはなりません。
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思い出しました!
確か名詞は、単数の時と複数の時では形が違うんですよね。
名詞を複数形にするときは、名詞の語尾に「s」を付ける必要があったと思います!
「book」など英語の名詞の複数形
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英語の名詞には単数形と複数形があります。
単数形…「book」「pen」「student」など。
名詞を複数形にする場合、基本的には語尾に「s」を付けます。
つまり「books」「pens」「students」となるわけです。
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「本」という意味の「book」。
その複数形は「s」を付けて「books」です。
![](https://eigo-j-hi.com/wp-content/uploads/2022/04/67666029acb15bcf7e3de4d59942cb3a.jpg)
じゃあ「私は本を2冊持っています」という文を英語にすると
「I have two books.」
ですね!
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その通りです。
しかし、ここが英語のややこしいところなのですが、
ただ単に「s」を付ければすべての単語が複数形になるというわけではありません。
名詞の複数形の作り方
・語尾に「s」を付ける
・語尾に「es」を付ける
・基本の複数形の作り方とは異なる(不規則変化)
・複数形になっても形が変わらない(単複同形)
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本の場合は「book」を「books」にすれば複数形になりますよね。
では「es」を付けるのはどういう時なのですか?
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それにはルールがあります。
次の章で複数形の作り方について説明しますが、ややこしいので一度に全部覚える必要はありません。
たくさんの英語に触れているうちに自然に覚えることも多いと思いますよ。
複数形の作り方のルール
![リンゴが横一列に並べられています。左側のリンゴが一番大きく、右へ行くほど小さくなります。リンゴの色は赤ですが、左から三番目と四番目のものは緑色の部分が見えていて、四番目と六番目のものは逆さまに置いてあるため、リンゴの底の部分が見えています。](https://eigo-j-hi.com/wp-content/uploads/2022/03/de2a67007b3736803c6b0de7d93789da-1024x575.png)
語尾が「x」「s」「ch」「sh」
語尾が「x」「s」「ch」「sh」の場合は、語尾に「es」を付けます。
例:box → boxes bus → buses church → churches など
「box」は「箱」という意味の名詞です。
「bus」は「バス」という意味の名詞です。
「church」は「教会」という意味の名詞です。
どの単語も「ボックス」「バス」「チャーチ」などのように、日本語でも使われていますね。
語尾が「子音字+y」
語尾が「子音字+y」の場合は、「y」を「i」に変えて「es」を付けます。
例:country → countries city → cities など
「country」は「国」という意味の名詞です。
「city」は「都市」という意味の名詞です。
ちなみに子音字とは、26個あるアルファベットのうち、母音字(a、i、u、e、o)を除いたものを指します。
語尾が「f」「fe」
語尾が「f」「fe」の場合は、「f」「fe」を「v」に変えて「es」を付けます。
例:leaf → leaves knife → knives など
「leaf」は「葉」という意味の名詞です。
「knife」は「ナイフ」という意味の名詞です。
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実は語尾が「f」や「fe」の単語の中にも一部例外があります。
例えば、roof → roofs などです。
「roof」は「屋根」という意味の名詞です。
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たまに「have」の複数形は何ですか?って聞かれるんですけど、動詞で使う場合の「have」には複数形はありません。
このレッスンでは「have」は「持っている」という意味の動詞として使っているので複数形にはなりません。
複数形になるのは
「book」「pen」などの数えられる名詞です。
複数形に言い換えてみよう
名詞を複数形にする方法がわかったところで、いくつか実際に練習してみましょう。
I have a book. → I have ten books.(私は本を10冊持っています)
I have a box. → I have three boxes.(私は箱を3個持っています)
You have a knife. → You have four knives.(あなたはナイフを4本持っています)
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なるほど!
名詞の前に数字を置いて、名詞を複数形にする、ということですね。
覚えてしまえばかんたんです!
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そうですね。
でも数がはっきりわからないときなどもあるので、今日のレッスンだけで複数あるモノをすべて言い表せるわけではありません。
また、英語には数えられない名詞などもあるので、それはまた改めて説明しますね。
今日のまとめ
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今日は名詞の複数形の作り方について説明しました。
英語の名詞には複数形があり、「s」や「es」などを語尾に付けて作ります。
作り方のルールは単数形の語尾が
・「x」「s」「ch」「sh」のとき
・「子音字+y」のとき
・「f」「fe」のとき
などによって異なるため、実際の単語や文を見ながら少しずつ覚えるようにしてください。