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こんにちは。
今日は「Who is that girl?」という例文を使って、英語の疑問詞「who」について説明します。
疑問詞と言えばこれまでにも「what」や「where」について学習したのを覚えていますか。
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疑問詞ですか。
もちろん覚えていますよ!
「what」は「何」、「where」は「どこ」という意味があるんですよね。
「who」は確か「だれ」かをたずねるときに使うと英語の授業で習った覚えがあります!
「Who is that girl?」の意味
![女性が座りながら枯れた植物を触っています。後ろには陶器でできた器がありそのうちの二つにはサボテンが植えられています。「Who is that girl?」という英文から、女性が写っている画像を使いました。](https://eigo-j-hi.com/wp-content/uploads/2022/07/930787e3b8f6d531ddb7124eb3f50a23-1024x575.jpg)
・Who is that girl?
あの少女はだれですか
「who」は、「~はだれですか」とたずねるときに使う疑問詞です。
「who is」を縮めて、「who’s」ということもできます。
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「Who’s that girl?」
と書いても、意味はまったく同じです。
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「is」が使われているのは、主語の「that girl」が三人称単数だからですね!
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そうです。
ずいぶん三単現の考え方が身についてきたようですね。
「who is」の「is」は、主語によって「am」や「are」に変わります。
「Who is that girl?」にはどう答えるの?
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Who is that girl?(あの少女はだれですか)
She is my sister Eri.(彼女は私の姉(妹)の恵理です)
「だれですか」と聞かれているので、答え方は具体的に名前などを言えばいいでしょう。
「that girl」は、あの少女という意味なので、代名詞にすると「she」になります。
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「sister」は「姉」または「妹」という意味ですよね。
英語で「姉」と「妹」はどうやって区別すればいいんですか?
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実は、英語ではきょうだいが年上か年下かということはあまり問題にしません。
でも、はっきり「姉」とか「妹」って言いたいときもありますよね。
その場合は年上には「elder」や「older」、年下には「younger」を付けます。
つまり、こうなります。
「姉」…「elder sister」、「older sister」
「妹」…「younger sister」
「兄」…「elder brother」、「older brother」
「弟」…「younger brother」
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「elder」はイギリス、「older」はアメリカで好んで使われています。
これらは中学校で習う表現で、どちらかというとフォーマルなイメージです。
少しくだけた口語表現では、
「elder」ではなく「big」、「younger」ではなく「little」を使うこともあります。
「Who are you?」は失礼?
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はじめて会った人に対して、「どちら様ですか」などということがありますよね。
これは、英語ではどのように言うのでしょうか。
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かんたんじゃないですか!
今まで習ってきた英単語や文法を使えば表現できますよ。
「Who are you?」
ですよね?
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確かに文法的にはその通りです。
しかし、実際に面と向かって
「Who are you?」
と相手に言ったら、とても失礼な印象を与えてしまうんですよ。
「Who are you?」は、「お前はだれだ」「いったい何者だ」というぐらいの失礼なイメージがあるようです。
英語で「どちら様ですか」と言いたいときは、相手の名前を聞くといいでしょう。
What’s your name?(お名前は何ですか)
May I have your name, please?(お名前を伺ってもよろしいですか)
Who’s calling, please?((電話口で)どちら様ですか)
「name」は「名前」という意味の名詞です。
「may」は許可を求めるときなどに使う助動詞です。
「call」は「電話をかける」という意味の動詞です。
「What’s your name?」は名前をたずねる一般的な表現です。
会話表現としてそのまま覚えてしまいましょう。
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「What’s your name?」は、よく聞く表現なのでわかりますが、
「May I have your name, please?」は初めて聞いたような気がします。
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「May I have your name, please?」は、同じく名前をたずねる表現ですが、ビジネスでも使える丁寧な言い回しです。
「Who’s calling, please?」は、電話をかけてきた相手の名前を聞く表現です。
電話で使う表現は、一般的な会話表現とは違う特有のものがあります。
電話での会話表現に関しては、また改めて説明する機会を設けたいと思いますので、このレッスンでは「Who’s calling, please?」だけ覚えるようにしておいてください。
練習してみよう
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日本語の意味になるよう、( )内に適当な単語を入れましょう。
1.( )is( )boy?(この少年はだれですか)
2.( )is my( )Bill.(彼は私の友だちのビルです)
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わかりました!
「(Who) is (this) boy?」
「(He) is my (friend) Bill.」
じゃないですか?
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はい、完璧ですね。
では、続いて英作文にも挑戦してください。
次の日本語を英語にしましょう。
1.あの男の人はだれですか。ー私の父です。
2.この少年はだれですか。ーぼくの弟の健二です。
ヒントです。
男の人は「man」という単語を使います。
女の人という意味の「woman」もいっしょに覚えておきましょう。
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えーっと、
1番は、「Who is that man?」
「He is my father.」
2番は、「Who is that boy?」
「He is my younger brother Kenji.」
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1番は合っています。
2番は「Who is that boy?」の「that」を「this」にすれば正解です。
ケアレスミスに気を付けてくださいね。
今日のまとめ
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このレッスンでは疑問詞「who」の使い方について説明しました。
「who」を使えば「~はだれですか」という意味を表すことができます。
「who」に続くbe動詞は、主語により「is」「are」「am」を使い分けてくださいね。
英語ではきょうだいが年上か年下かということにこだわりがないらしく、ただ単に「sister」や「brother」という場合が多いです。
「姉」「兄」を表すときは「elder」「older」「big」など、「妹」「弟」を表すときは「younger」「little」などを「sister」「brother」の前に付けましょう。
また、「Who are you?」という表現には注意が必要です。
自分は「どちら様ですか」と言っているつもりでも、相手はとても失礼な表現として受け取ってしまうからです。