こんにちは。
今日も中学英語の復習をがんばりましょう!
このレッスンでは「Can you open the window?」という英語の例文を使い、「can」の意味と答えの返し方について見ていきます。
Lesson22で「can」には複数の意味があると説明したのを覚えていますか?
もちろんですよ!
Lesson22では「~することができます」という意味のほかに、「許可」を求める使い方も出てきましたよね。
今回のレッスンでは、「依頼」を表す「can」について解説していきますね。
「Can you open the window?」の意味
・Can you open the window?
(キャン・ユー・オープン・ザ・ウィンドウ)
窓を開けてもらえますか
「Can you +動詞の原形 ~?」の形で、「~してもらえますか」という意味になります。
何かを「依頼」するときに使う表現です。
何かを「依頼」する相手は目の前にいる人のはずですよね?
なので、主語は「you」になります。
そうか!
だからLesson22の「許可」を求める「can」の場合は、自分が許可をしてもらうので、主語が「I」なんですね?
ただし、「依頼」や「許可」を意味する疑問文の場合、基本的には主語は訳しません。
「窓を開けてもらえますか」と依頼するとき、目の前の人に向かって言っているので「あなたは」とわざわざ言う必要はありませんよね。
「依頼」と「許可」
Can you help me?(私を手伝ってくれますか)
Can I use your pen?(あなたのペンを使ってもいいですか)
「help」は「助ける」「手伝う」という意味の動詞です。
「use」は「使う」という意味の動詞です。
「依頼」する文と「許可」を求める文の違いがわかりますか?
だんだん慣れてきました!
「依頼」は相手に頼むので、「Can you +動詞の原形 ~?」
「許可」は自分が許可してもらうので、「Can I +動詞の原形 ~?」
なんですね!
では次に「Can you +動詞の原形 ~?」で何かを頼まれた場合、どう答えればいいのか見ていきましょう。
「Can you open the window?」にはどう答えるの?
Can you open the window?
Sure.(もちろんです)
Sorry, I can’t.(すみませんが、できません)
依頼に応じる場合の答え方は、「Sure.」「Yes, of course.」または「OK.」など。
依頼に応じない場合の答え方は「Sorry, I can’t.」のように言って、そのあとに理由を付け加えればていねいな感じになりますね。
窓ぐらい開けてあげればいいじゃないですか。
あ、これは例文なので、そんなに深い意味は…。
それに例えば手をケガしていて開けられないなんてことも考えられますよね。
その場合は「Sorry, I can’t. My hand hurts.」(すみませんが、できません。手が痛いのです)などと言えばいいでしょう。
「hurt」は「痛む」という意味の動詞です。
「Can you help me?」もよく使われる表現ですが、これに対する答え方も上記の「Sure.」などで大丈夫です!
「依頼」に対する答え方はわかりました。
じゃあ、「許可」にはどう答えればいいんですか?
Can I use your pen?
Sure.(いいですよ)
Sorry, you can’t.(すみませんが、できません)
許可をする場合は「Sure.」や「Yes, of course.」「OK.」など、依頼に応じる場合と同じような答え方がいいでしょう。
許可しない場合は、依頼に応じない場合と主語が違うのに注意してください。
そうか!
「依頼」の場合は「Can you ~?」で聞いているので、「Sorry, I can’t.」。
「許可」の場合は「Can I ~?」で聞いているので、「Sorry, you can’t.」になるんですね!
練習してみよう
1番は「Can( I )eat(this)orange?」
2番は「Can(you)clean(my)mother’s room?」
だと思います!
素晴らしい!
「依頼」と「許可」の文の違いがよくわかっているようですね。
では、次に英作文です。
では、ヒントです。
以前にも出てきましたが、「ノートパソコン」は「laptop」といいます。
「住所」は「address」という単語を使ってください。
英作文になると難しいんですよね。
1番は「Can I use this laptop?」
「Yes, of course.」
2番は「Can you write address?」
1番は、正解です。
答えの方は「Sure.」や「OK.」でもいいですよ。
2番ですが、「あなたの住所」になっているので、「address」の前に人称代名詞を入れましょう。
「Can you write your address?」
になるんですね!
今日のまとめ
このレッスンでは「依頼」と「許可」の意味を持つ「can」の使い方について説明しました。
「can」は「~することができます」以外にもいくつかの意味があります。
「依頼」の「Can you +動詞の原形 ~?」と
「許可」の「Can I +動詞の原形 ~?」は、日常会話でもよく使うので覚えておいてくださいね。
答え方は、「Sure.」や「Yes, of course.」など。
依頼を断るときは「Sorry, I can’t.」、許可をしないときは「Sorry, you can’t.」のように答えればいいでしょう。