こんにちは。
今日も中学英語の復習をがんばりましょう!
このレッスンでは「What was he doing?」という英語の例文を使い、その意味と答え方について説明します。
「What was he doing?」は文法的には「過去進行形」っていうんですよ。
以前に習った「現在進行形」なら「What is he doing?」という」形になりますよね?
「What was he doing?」の意味
「What was he doing?」という英語は、どういう意味なのでしょうか。
・What was he doing?
彼は何をしていましたか
be動詞の過去形「was」と動詞のing形「doing」が使われていますね。
そうか!
「be動詞+動詞のing形」で現在進行形になるんですよね。
そのbe動詞が過去形になったら過去進行形になるのか!
そうですね。
現在進行形なら「What is he doing?」
過去進行形なら「What was he doing?」
違いはbe動詞の時制だけです。
現在進行形についてはこちら!
過去進行形を使えば、過去の特定の時間に行われていた行動を言い表すことができます。
例文「What was he doing?」は、「what」から始まり「?」で終わっていますね。
つまり、「what」を使った疑問文でもあるわけです。
「What was he doing?」は、過去のある時点に何をしていたのかをたずねるための疑問文だということです。
「What was he doing?」の答え方
「What was he doing?」の答え方について見ていきましょう。
What was he doing this morning?(彼は今朝、何をしていましたか)
He was playing tennis with his brother.(彼はお兄さんとテニスをしていました)
「with」は「~と一緒に」という意味の前置詞です。
「what」で聞かれているので、過去進行形を使って「何をしていたのか」を答えます。
「this morning」は、過去のある時点をハッキリさせるために付け加えました。
もちろん、その直前の会話などから時間が特定されている場合もありますよね。
そうか。「今朝」とか「昨日の夜」とかいう言葉がないと、いつのことを聞かれているのかわからない場合もあるんですね。
「What was he doing this morning?」は、過去のある時点(this morning)に何をしていたかという質問なので、やっていたことを具体的に答えます。
・He was reading a book.(本を読んでいました)
・He was doing his homework.(宿題をやっていました)
・He was watching TV.(テレビを見ていました)
など、いろいろなパターンが考えられますね。
主語も「he」以外でもかまわないんですよね?
もちろんです!
「What was he doing?」の主語は「he」ですが、
「What was she doing?」
「What were you doing?」
など、主語を替えるとbe動詞も変化することに注意してくださいね。
過去進行形の疑問文と答え方
次に過去進行形の文を、否定文や疑問文の形に変えてみましょう。
現在進行形の疑問文はこちら!
They were studying math last night.(彼らは昨夜数学の勉強をしていました)
They were not studying math last night.
Were they studying math last night?
現在形のbe動詞の否定文や疑問文を作るのと同じなんですね!
否定文を作るときは、be動詞の後ろに「not」を置きます。
「were not」を短縮すると「weren’t」です。
疑問文を作る時は、be動詞を文の先頭に出します。
「Were they studying math last night?」は「彼らは昨夜数学の勉強をしていましたか?」と聞かれているので、答え方は「yes」「no」を使います。
答えの返し方は
「Yes, they were./No, they weren’t.」
ですね!
be動詞の過去形についてはこちら!
練習してみよう
ヒントです!
be動詞は、主語によって使い分けてくださいね。
「夕方」は「evening」という単語をつかいます。
「夜」は「night」です。
難しいですね。
1番は「She(was)(studying)her(homework)yesterday(evening).」
2番は「I(was)(watching)TV last Sunday(night).」
うーん、2番は正解なんですけど、1番はちょっと違うところがありますね。
「宿題をする」というのは「do」という動詞を使います。
「do one’s homework」という形で覚えておきましょう。
※「one’s」というのは、おもに人称代名詞の所有格が入ります。
つまり「my(私の)」「your(あなたの)」「our(私たちの)」…などです。
「She(was)(doing)her(homework)yesterday(evening).」
ですね!
ではヒントです。
「サンドイッチ」は「sandwitch」です。
「サンドイッチを作る」という時は「make sandwitches」と複数にした方が自然だと思います。
「放課後」は「after school」です。
「公園で」の「で」は場所を表す前置詞「in」を使ってください。
えっと…
1番は「My mother was making sandwiches in kitchen.」
2番は「They were running in park after school.」
これ、1番、2番ともに同じ間違いがあります。
「kitchen」や「park」には冠詞が必要です。
「kitchen」や「park」は一般名詞なので、冠詞を付けましょう。
お母さんがサンドイッチを作る台所は、いつもと同じ自宅の台所だと思われるので「the」、同じく放課後に走る公園もいつもと同じ公園だろうということで「the」を付けます。
冠詞って難しくってすぐ付け忘れてしまいますね。
1番は「My mother was making sandwiches in the kitchen.」
2番は「They were running in the park after school.」
今日のまとめ
今日は「What was he doing this morning?」という質問文と、それに対する過去進行形の使い方を学びました。
過去進行形は過去の特定の時間に行われていた行動を言い表す方法です。
現在進行形と同じく「be動詞+動詞のing形」で作りますが、その際にbe動詞を過去形にすることを忘れないようにしてください。
疑問文や否定文の作り方も現在進行形と同じですが、主語に合わせて「was」と「were」を使い分ける必要があります。
疑問文に対する答え方は、「what」から始まっている場合は具体的に何をしていたか、be動詞の過去形から始まっている場合は「yes」「no」を使います。