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英語のスラングとしても使われる?【a piece of cake】の2つの意味を解説-Lesson34

スラング

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satomi
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こんにちは。
今日も中学英語の復習をがんばりましょうね!
ところでこの前、英検2級の問題を見ていたら
a piece of cake
という表現が選択肢の中にあったんです。
これって会話の中でスラングとして使われると、おもしろい意味になるの知っていますか?

「ピースオブケイク」って、ケーキを数える時の英語表現ですよね。
それが、スラングではどういう意味になるんだろう?

「a piece of cake」の意味 「piece」と「peace」

白いお皿の上にフォークと、ピンク色と白のマーブルもようになったカットされたケーキがあります。上に乗った白いクリームにはベリーソースのようなものがかかっています。

・a piece of cake
一切れのケーキ/朝飯前だよ

「a piece of」は「一切れの」「一つの」という意味の熟語です。

数えられない名詞を数えるときなどに使います。

「cake」は「ケーキ」という意味の名詞です。

piece of cake」を「peace of cake」と間違って綴っているのをよく見かけます。

たしかにどちらもカタカナにすると「ピースオブケイク」や「ピースオブケーキ」ですが、「piece」と「peace」はまったく違う単語です。

「peace」は「平和」という意味なので、注意してくださいね!

この時点でわからないことが2つあります!
まず一つ目ですが、ケーキって数えられるじゃないですか。

satomi
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日本人には理解しづらいところですね。
実は英語の「cake」も普通に1個、2個と数える場合もあるんです。

焼きあがったままの形、つまりホールケーキは数えられます。

「I bought two cakes.」

だと、ホールケーキを2個買ったという意味です。

satomi
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ところがホールケーキを切ってしまうと、「cake」は数えられない名詞になります。
数える場合は
「a piece of cake」
「two pieces of cake」
というように、「cake」ではなく「piece」を複数形にします。

むずかしい…。
感覚的には理解できないので、覚えるしかないんですね。

他には「apple」なども同じく、切ってしまうと数えられません。

丸ごとのリンゴなら

「an apple」「two apples」…

となりますが、切ってしまうと

「a slice of apple」「two slices of apple」…

などというように数えます。

「slice」は「(薄く切った)一切れ」という意味の名詞です。

英語「a piece of cake」のスラングの意味が朝飯前?

木製のテーブル状のものの上にリンゴがあります。丸ごとのものと半分や1/4にカットされたものとがあります。

「a piece of cake」という英語の基本的な意味は「一切れのケーキ」です。

しかし、スラングでは「朝飯前」「楽勝」「すごく簡単」などの意味で使われることもあります。

このスラングは、イギリスよりもアメリカで使われることが多いようです。

2つ目のわからないことがそれです!
なんで「一切れのケーキ」がスラングだと朝飯前なんですか?

satomi
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実ははっきりとした由来はわからないそうです。
でも、一般的には
「一切れのケーキ」ぐらいなら、たとえ満腹でも簡単に食べられますよね。
そこから、すごく簡単なことというニュアンスで使われるようになったと言われています。

英検2級の問題でも、「朝飯前」の方の意味で出題されていました。

「a piece of cake」を一切れのケーキという意味で訳していたら、その問題には答えられません。

よく使われる会話表現として、しっかり覚えておきましょう。

satomi
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この「a piece of cake」という英語は、Snow Manの「Dangerholic」という曲の中にも出てくるんですよ。
意味はもちろんスラングの「朝飯前」の方です。

Snow Manの曲の中では「a」は省略されています、

実際の会話でも「Piece of cake!」のように「a」を言わないということはよくありますよ。

スラングの「a piece of cake」を使った例文

フローリング上にパソコンがあり、その手前にペンを持ち何かをノートに書く人の腕と頭の一部が見えます。
Today's homework was a  piece of cake.の説明のための画像です。

では、実際にこのスラングの意味「a piece of cake」はどのように使われるのでしょうか。

例文で見ていきましょう。

Don’t worry. It’s a piece of cake.
心配しないで。楽勝だよ。

Today’s homework was a piece of cake.
今日の宿題は、すごく簡単だった。

satomi
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「It’s a piece of cake」
のように「it’s」をつけることも多いですね。

「It’s a piece of cake」の「it」が何を表すかは、それまでの会話に出てきた内容によって違います。

たとえば、「パソコンを修理すること」「試験に受かること」など、いろいろなパターンが考えられますね。

二つ目の例文は
「It」じゃなくて「Today’s homework」が主語になっていますね。

実際に何が「朝飯前」なのかが主語に来るパターンもあります。

「playing baseball」(野球をすること)
「solving this puzzle」(このパズルを解くこと)
「math test」(数学のテスト)

など、いろいろ考えられますね。

satomi
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例えば
「Solving this puzzle is a piece of cake.」
(このパズルを解くことは楽勝だよ)
のようになります。

「solve」は「解く」という意味の動詞です。

「playing」や「solving」はそれぞれ「play」「solve」という動詞に「ing」を付けたものです。
「~すること」という意味になり、文法的には「動名詞」と言います。

今日のまとめ

satomi
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今日はスラングの「a piece of cake」について説明しました。
中学三年生の娘が、何気なく英検2級の問題を見ていて、4つある選択肢から一番最初に「a piece of cake」を除外しました。
「これはありえないよね」と言いながら…。
実は、その「a piece of cake」が正解だったんですが、「一切れのケーキ」というように訳してしまったようです。
「a piece of cake」=「朝飯前」という意味を知らなければ、まず正解にはたどり着きません。
でもこれは英検にも出てくるほどよく使われる表現で、いろいろな試験で出題もされているようです。
また、Snow Manの「Dangerholic」の中にも「Piece of cake」という歌詞が出てきます。

一般的にもよく使われる表現なので、ぜひ覚えておきましょうね!

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