こんにちは。
今日も中学英語の復習をがんばりましょうね!
ところでネット上で見かける「MYOB」や「NOYB」などのいわゆる「ネットスラング」ですが、実は「大きなお世話」「余計なお世話」という意味になるって知ってましたか?
確かにときどき、アルファベット4文字ぐらいの略語のようなものを見かけますけど…。
なぜ「MYOB」とか「NOYB」で「大きなお世話」「余計なお世話」っていう意味になるんだろう。
同じくネットスラング「GOAT」の意味はこちら⇩
そもそも「大きなお世話」ってどういう意味?
「大きなお世話」という言葉は、日常的に耳にしますね。
でも残念ながら、あまり良い印象の言葉ではありませんが、そもそもどのような意味で使われているのでしょうか。
大きな御世話(おおきなおせわ)
よけいなおせっかい。不必要な世話。他人の助言や手助けを拒絶するときに言う。余計なお世話。
出典:デジタル大辞泉
他人の助言を拒絶するときに使う言葉だから、あまりポジティブな印象がないんですね。
ただ気心の知れた人どうしで使うと、それほど強い拒絶という感じでもないですよね。
「大きなお世話」「余計なお世話」を意味する英語スラング
では早速、「大きなお世話」を意味するスラングを見てみましょう。
mind your own business
「mind your own business」で「大きなお世話」を言い表すことができます。
「mind」は「気にする」「注意を払う」という意味の動詞です。
「own」は「~自身の」という意味の形容詞です。
「your own」で「あなたの自身の」という意味になります。
「business」は「ビジネス」「仕事」「問題」などの意味がある名詞です。
つまり「mind your own business」で「あなた自身の仕事を気にしなさい」と直訳することができますね。
「あなた自身の仕事を気にしなさい」
↓ ↓
「自分のことだけ考えて」
↓ ↓
「私に干渉しないで」
というところから日本語では「大きなお世話」「余計なお世話」という意味になります。
Mind your own business and leave me alone!
大きなお世話よ、ほっといて!
「leave me alone」は「私を一人にして」「ほうっておいて」という意味の熟語です。
none of your business
「none of」は「何も~ない」「一つも~ない」という意味です。
つまり直訳すると「none of your business」は「あなたの仕事は一つもない」という意味になりますね。
そこから「大きなお世話」というように意訳されます。
It’s none of your business!
余計なお世話だよ!
例文のように主語に「It’s」を置く場合も多いですね。
ただし、この「none of your business」は少し強い表現ですのでよほど怒っている場合以外は使わない方がいいかも。
ということは「mind your own business」の方がソフトな感じなんですね。
または「not your business」という言い方もできますが、こちらの方が「none of your business」より」ソフトなイメージです。
「MYOB」「NOYB」の意味は?
「MYOB」や「NOYB」というアルファベットをSNSなどで見かけませんか?
見たことあるような気がします。
でも、よく意味がわからないままなんですよね。
これは、「大きなお世話」「余計なお世話」を意味するフレーズで、それぞれの単語の頭文字を取って略したものなんです。
「MYOB」=「mind your own business」
「NOYB」=「none of your business」
なるほど!
「MYOB」や「NOYB」も「大きなお世話」っていう意味なんですね!
他にもいろいろアルファベットだけで書かれたフレーズがあります。
覚えておくと話の内容が理解しやすくなりますよ!
きょうのまとめ
今日はネイティブが会話の中で使う英語のスラングの中から「大きなお世話」について説明しました。
「大きなお世話」「余計なお世話」を表すスラングは「mind your own business」や「none of your business」などがあります。
どちらもあまりいいイメージの言葉ではありませんが、「none of your business」の方がより強い印象を相手に与えます。
よほど仲のいい相手でない限り気を付けて使わないと誤解されたり悪印象を持たれてしまうかもしれませんので、気を付けて使ってくださいね。