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【Nice to meet you.】の意味と使い方は?「Nice to see you.」との違いも文法的に解説-Lesson2

会話表現

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satomi
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こんにちは。

中学英語の復習、頑張りましょうね!

今日は「Nice to meet you.」という英語の例文を使い、意味や使い方について文法的に解説します。

これは、初めてあった人にあいさつとして使うフレーズなんですよ!

「Nice to meet you.」
「ナイストゥーミーチュー」って発音するんですよね?
たしかこれは
「It is nice to meet you.」
省略されたものでしたよね!

「Nice to meet you.」の意味

・Nice to meet you.
お会いできてうれしいです。

「Nice to meet you.」は初めて会った人どうしで使うあいさつです。
日本語では「お会いできてうれしいです」、または少し意訳して「はじめまして」などと訳す場合もありますね。

「Nice to meet you.」は、あいさつ表現なので、このまま覚えてしまえばいいでしょう。

カタカナで
「ナイストゥーミーチュー」
で覚えてる人も多そうですよね!



語句の説明をすると、
「nice」は「良い」「楽しい」「快適な」などの意味の形容詞。
日本語でも「ナイス」と言いますよね。

「meet」は「会う」「会って知り合いになる」などの意味の動詞です。

「you」は「あなたに」という意味の人称代名詞です。

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「you」は「あなた」という意味のほかに「あなた」という意味もあります。
同じ人称代名詞でも「主格」と「目的格」の違いがあるのですが、「人称代名詞」については、またの機会にきちんと説明したいと思います。

「人称代名詞」ってなんとなく覚えてますよ。
「I, my, me」とか一生懸命暗記したけど、今はうろ覚えかもしれません。

「It’s nice to meet you.」のto不定詞って?

実はこの「Nice to meet you.」には、省略されている部分があります。
「It is nice to meet you.」または「It is」を短くして「It’s nice to meet you.」というのが、本来の形。
文法的にはこれは、「It is … to + 動詞の原形」という構文になります。

難しい話はここでは省きますが、これは「to以下」が本当の主語で、「It」が仮主語になっています。
そして「to + 動詞の原形」の部分を「to不定詞」といいます。

to不定詞

to + 動詞の原形
動詞の原形とは、単語帳などに載っている動詞のもともとの形のこと。
つまり、to +動詞の原形とは、「to go」「to study」などのことを指します。
to不定詞には、いろいろな意味や使い方がありますが、「It is nice to meet you.」の場合は、「~すること」と訳します。

「It is nice to meet you.」は、本当の主語である「to meet you」を主語として先に訳します。
つまり「あなたにお会いすることは、良いことです」というのがこの文の直訳。

いくらなんでも日本語がカタコトのようなので、「お会いできてうれしいです」と意訳します。

「Nice to meet you.」の答え方

「Nice to meet you.」と言われた時の答えの返し方はどういえばいいのでしょうか。
実は、この返事はオウム返しのように同じことを言うだけで大丈夫なんですよ。

Nice to meet you.(お会いできてうれしいです)

Nice to meet you, too.(こちらこそ、お会いできてうれしいです)

答えの返し方は「Nice to meet you, too.」です。簡単ですね。

この「too」は「~もまた」という意味の副詞です。

つまり「Nice to meet you, too.」で、「私もまた、お会いできてうれしいです」という意味になります。

「Nice to meet you, too」が基本の答え方ですが、他にもいくつか考えられます。
例えば、「You, too.」
これは「Nice to meet you, too」の「Nice to meet」の部分を省略したものです。

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あとは、誰かの言ったことに同意するという意味で幅広く使える
「Same here」

などいう答え方もあります。
「私もそうです」「私も同じです」などと訳すことができます。
ただし、ややカジュアルな印象なので、目上の人には避けた方がいいかもしれません。

「Nice to meet you.」とよく似た表現との違い

「Nice to meet you.」とよく似た表現なのに、意味や使い方が違うものがあります。
その中から「Nice meeting you.」と「Nice to see you.」についてみていきましょう。

「Nice meeting you.」との違い(toとing)

「Nice meeting you.」という表現を聞いたことはありますか?
「Nice to meet you.」の「to meet」の部分が「meeting」になっているだけなので、同じような使い方ができそうですね。

しかし、実はこの二つの表現の使い方には、決定的な違いがあります。

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「Nice to meet you.」は、「お会いできてうれしいです」。
つまり、会ったときに使います。
「Nice meeting you.」は、「お会いできてうれしかったです」。
つまり、別れるときに使います。

「to meet」の部分が「meeting」になっただけで、使い方が違ってくるんですね。
これは間違わないようにしなくちゃ!

「Nice to see you.」との違い(meetとsee)

「Nice to see you.」は、「Nice to meet you.」と間違って使われることがあります。
「see」と「meet」はどちらも「会う」という意味があるからですが、実は同じ「会う」でも含んでいるニュアンスに違いがあります。

「meet」「see」の違い

① 初対面か
「meet」…「はじめて会う」というニュアンスがある
「see」…特に「はじめて会う」という意味はない

② お互いに認識しているか
「meet」…言葉をかわすなど、お互いに認識している
「see」…見かけただけなど、相手が認識しているとは限らない

①からわかるように実は「meet」には、「はじめて会う」という意味があります。
そのため、初対面の人に対するあいさつとして「Nice to meet you.」を使うことができます。

一方、「see」には「はじめて」というニュアンスはありません。
つまり「Nice to see you.」は2回目以降に会う時に使うあいさつだということになります。

今日のまとめ

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今日は「Nice to meet you.」の意味や使い方、答えの返し方などについて説明しました。
「to不定詞」や「人称代名詞」に関しては改めて説明するので、今は深く理解する必要はありません。
しかし「Nice to meet you.」と「Nice to meet you, too.」は、実際の会話の際に役立つよう、しっかり覚えてくださいね。
また「Nice meeting you.」と「Nice to see you.」は、「Nice to meet you.」ととてもよく似た表現ですが、使い方にははっきりとしたの違いがあります。
その違いを覚えておくようにしてくださいね。

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