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英語スラングとしても使う?イディオム【my cup of tea】の意味を解説!

スラング

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satomi
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こんにちは。
今日も中学英語の復習をがんばりましょうね!
今回は「my cup of tea」という表現について説明します。
これって直訳すると「私の(カップに入った)紅茶」という意味ですが、実は英語スラングではまったく違う意味になるんですよ!

「マイカップオブティー」ですか。
自分の紅茶っていう意味だけじゃないんですね。

「my cup of tea」の意味

・my cup of tea

私の紅茶/私の好み

「cup of」は紅茶のような液体のものを数えるときに使います。

satomi
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液体のままでは数えられないので、カップなどの容器に入れて「(カップ)1杯」「2杯」というように数えるんですよ。

知ってますよ。
「a cup of tea」で1杯の紅茶。
2杯、3杯…になると、
「two cups of tea」「three cups of tea」になるんですよね!

今回は数字ではなく「my」が使われて「my cup of tea」になっているので、「私の紅茶」という意味になります。

そこはわかるんですけど…。
どうして「私の紅茶」が「私の好み」になるんですか?

英語「my cup of tea」のスラングの意味が「私の好み」?

なぜ「my cup of tea」が「私の好み」という意味になるのでしょうか。

satomi
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それは「my cup of coffee」ではなく「my cup of tea」と「コーヒー」ではなく「紅茶」が使われていることがヒントです。

あ!
ひょっとすると、紅茶の国「イギリス」に関係ありますか?

イギリス人は「紅茶」を愛し、一日に何杯も飲むのが当たり前のようになっている人もたくさんいます。

・ミルクを入れるのか
・砂糖は入れるのか、入れるとしたらどのぐらいか
・どのメーカーのものがいいのか
・どんなフレーバーが好きなのか

などなど、人によって好みはさまざまです。(※ただしイギリス人はレモンティーは飲みません)

satomi
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人それぞれ好みの紅茶があるんですね。
そこから「my cup of tea」=「自分の好みの味にいれた紅茶」
という意味になるわけです。

「自分の好みの味にいれた紅茶」という意味から、「紅茶」に限らず自分の好みのものに使うようになったようです。

ということは、この「my cup of tea」はイギリスでしか通用しないということですか?

satomi
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たしかにイギリス人が好んで使う表現です。
でも、アメリカなどその他の英語を使う地域でも通じますよ!

スラングの「my cup of tea」を使った例文

では、実際にこのスラングの意味「my cup of tea」はどのように使われるのでしょうか。

例文で見ていきましょう。

That red dress is not my cup of tea.
あの赤いワンピースは私の好みじゃない。

Loud music is not my cup of tea.
うるさい音楽は好きではありません。

「dress」は「ワンピース」「ドレス」という意味の名詞です。

「loud」は「うるさい」「大音量の」などの意味の形容詞です。

どちらの例文にも「not」がありますね。

実は「my cup of tea」は否定文で使われることが多いイディオムです。

satomi
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もちろん肯定文でも使うことができますよ。
昔、イギリス人の男性がテレビに出ている女優さんを指して
She is my cup of tea.」と言っていましたね。

今日のまとめ

satomi
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今日はスラングの「my cup of tea」について説明しました。
日常会話などでよく使われるので、フォーマルな表現とは言えませんがビジネスシーンなどで使っても問題ない場合もあります。
たとえばお昼休みに外食しようと同僚に誘われるようなこともありますよね。
行きたくなくても人間関係を円滑に運ぶためにはあまり直接的に「ノー」と言わない方がいいかもしれません。
「I’m sorry, but eating out is not my cup of tea.」(ごめんなさい、外食は好きじゃないんです)
などという言い方ができますよ!

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