
誕生日やクリスマス。
「プレゼント」を贈ったり、もらったりする機会は多いですよね。
「贈り物」を表す言葉は、英語には「gift(ギフト)」と「present(プレゼント)」があります。
「どちらを使えばいいの?」
「違いがよくわからない」
そのように悩む方も多いのではないでしょうか。
知っている単語なのに、違いを聞かれるとドキッとしてしまいますよね。
今回は、gift と present の意味の違いをわかりやすく解説します。 あわせて、似たような意味の souvenir(スーベニア) との違いも、かんたんに紹介しますね。
この記事を読めば、もう「どっちがどっち?」と迷うことはなくなりますよ!
「gift」と「present」の違いとは?どっちがどっち?
「gift(ギフト)」 と「present(プレゼント)」 は、どちらも
贈り物
という意味です。
実は、この2つの単語が持つ意味は、大部分が重なっています。
そのため、どちらを使っても間違いではない場面がたくさんあります。
ただ、英語ネイティブは
・ニュアンス(言葉の雰囲気)
・相手との関係
で使い分けています。
かんたんなイメージ比較表を作りました。
| 単語 | ニュアンス・イメージ | 使う場面 |
| present | 日常的・カジュアル | 家族や友人など、親しい間柄 |
| gift | ややフォーマル・改まった | 目上の人、ビジネス、公的な贈り物 |
無理に「全く違うもの」と考える必要はありません。

「基本は同じだけど、present の方がカジュアルで、gift の方が少し高級で丁寧な感じ」と覚えておけば大丈夫。
それでは、それぞれの詳しい意味と使い方を、例文と一緒に見ていきましょう。
「present」の意味は?親しい人へのカジュアルなプレゼント
まずは、私たちに一番馴染みのある言葉「present」です。
present の語源はラテン語の「praesentem(目の前にある)」。
「いま、あなたの目の前に差し出すもの」というイメージです。
そのため、自分の手から相手に直接手渡すような、日常的なプレゼントを指すと考えればいいでしょう。
presentの特徴は
・日常会話で一番よく使われる
・家族、友人、恋人など、親しい人への贈り物に使う
・形式張らない、あたたかみのあるニュアンス
などです。
では「present」を使った例文を見てみましょう。
I got a birthday present from my friend. (友達から誕生日プレゼントをもらいました)
What do you want for Christmas? — A present! (クリスマスには何が欲しい? — プレゼント!)
誕生日やクリスマスのプレゼントは、present を使うのが一番自然です。
「gift」の意味は?価値のある、ややフォーマルな贈り物
次に、「gift」 について解説します。
gift は、present よりも少し硬い、フォーマルな言葉です。
「価値のあるものを、誰かに贈る」という、少し改まったニュアンスが含まれます。
また、present のように「手渡しする」だけでなく、離れた相手に送る場合や、組織から個人に贈るような場面でもよく使われます。
giftの特徴は
・目上の人への贈り物や、ビジネスシーンに適している
・贈る側の「敬意」や、贈り物の「価値」が強調される
・日本語の「お中元」「お歳暮」「寄付」などのニュアンスに近い
などです。
では「gift」の例文を見てみましょう。
Thank you for the wonderful gift. (素晴らしい贈り物をありがとうございます)
She bought a wedding gift for her boss. (彼女は上司への結婚祝いの贈り物を買いました)
ビジネスや公式な場、または少し高級感を出したいときは gift を選ぶといいでしょう。
誕生日はどっち?日常での使い分けのコツ

ところで、「誕生日プレゼント」とか「クリスマスプレゼント」とかは、どちらを使えばいいんですか?
結論から言うと、日常会話では present を使うのが一般的です。
・birthday present(誕生日プレゼント)
・Christmas present(クリスマスプレゼント)
ネイティブの普段の会話では、圧倒的にこちらがよく使われます。
ただし、お店の広告や、ホテルのプラン、きれいにラッピングされた商品などでは、以下のように書かれていることも多いです。
・birthday gift
・Christmas gift
これは、お店側が「特別な価値のある贈り物」として、少し高級感を出したいために gift を使っているからです。

自分で家族や友人に「はい、どうぞ!」と渡すときは、present を使うのが自然です。
「gift」には「才能」という意味もある!
gift と present の最大の違いが、ここにあります。
実は、gift には「贈り物」以外に、もう一つとても重要な意味があります。
それが
(神様から与えられた)才能
という意味です。
生まれつき持っている特別な能力のことを、英語では gift と表現します。
これは、神様からの贈り物というイメージから生まれた意味です。
「才能」としてのgiftの例文を見てみましょう。
He has a gift for music. (彼には音楽の才能があります)
She has a gift for languages. (彼女には語学の才能があります)
また、この表現から派生した gifted(ギフテッド) という言葉を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。
「生まれつき高い才能を持つ人(子ども)」を指す言葉として、日本でも定着しつつあります。
He is a gifted pianist. (彼は才能のあるピアニストです)

ちなみに、present には「才能」という意味はありません。
ここが、この2つの単語の大きな違いですね。
【おまけ】「お土産」を表すsouvenir(スーベニア)との違い
日本語では、旅行先から買って帰るものを「お土産(おみやげ)」と言いますよね。

旅行で買ったお土産にも present や gift を使えるんですか?
ここで登場するのが「souvenir(スーベニア)」 です。
souvenir の本来の意味は
思い出の品、記念品
です。
誰かにあげるためのものというよりは、「その土地の思い出を残すためのもの」というニュアンスが強い言葉です。
・自分が旅行の思い出として買うキーホルダーや絵葉書
・旅先を思い出すための記念品
そのため、職場や友達に配るためのお菓子などを「souvenir」と言うと、ネイティブには少し違和感を持たれることがあります。
旅先で買ってきたお土産を誰かに渡すときは、シンプルにこう言うのが一番自然です。
I bought this for you. (これ、あなたに買ってきたよ)
This is a little present from my trip. (これ、旅行のちょっとしたプレゼント)
言葉の裏にあるイメージを知ると、使い分けがとても楽しくなりますね。
今日のまとめ

今回は「gift」と「present」、そして「souvenir」の違いについて解説しました。
present = 日常的でカジュアルなプレゼント(家族や友人に)
gift = ややフォーマルで価値のある贈り物(ビジネスや目上の人に)、神様から贈られた才能
souvenir = 旅行の思い出の品、記念品
どちらを使うか迷ったら、普段の親しい間柄なら present を使っておけば間違いありません。
少し高級感を意識したいときや、ビジネスの場では gift を選んでみてくださいね。
💡あわせて読みたい「どっちがどっち?」シリーズ
ほかにも「知っているのに違いが説明できない」英語の使い分けをかんたんに解説しています。
ぜひ参考にしてくださいね。
