こんにちは。
今日も中学英語の復習をがんばりましょう。
このレッスンでは「There is a cat.」という英語の例文を使って、「there is」と「there are」の意味と使い方について学んでいきます。
「there is」と「there are」ですか。
中学生のときに勉強した覚えがあるので、かんたんそうですね!
「There is a cat.」の意味
では、「There is a cat.」の意味を見ていきましょう。
・There is a cat.
猫がいます
「there is ~」は「~がある」「~がいる」という意味のフレーズです。
「there is ~」の後ろがモノなら「~がある」、人や動物なら「~がいる」って訳せばいいんですね!
「There is ~ +場所を表す言葉」という形で使うことが多いですね。
There is a cat on the roof.
屋根の上に猫がいます
「roof」は「屋根」という意味の名詞です。
「on」は「~の上に」という意味の前置詞です。
「on the roof」で「屋根の上に」という意味になります。
場所を表す言葉をつけ足すだけで、猫の様子がイメージしやすくなりますね。
「there is ~」を使った複数の言い表し方と過去形
「there is a cat.」は猫が一匹いるという意味を表しています。
では、猫が2匹以上いる時はどのように言えばいいのでしょうか。
There are two cats under the table.
テーブルの下に猫が2匹います
「under」は「~の下に」という意味の前置詞です。
「cat」を複数形の「cats」にして、「2匹」なので「two」を付けます。
それから「there is」が「there are」になっていますね。
be動詞は主語が単数のときは「is」で複数の時は「are」なんですよね。
でも、普通の文では主語ってbe動詞の前にありますよね?
一般的な文では、主語はbe動詞の前にあります。
「He is a student.」の場合、主語は「He」で「is」の前に置かれています。
しかしこの「there is」構文の場合は、倒置が起こっていて主語はbe動詞の後ろの部分。
なので、「a cat」の場合は「is」、「two cats」の場合は「are」になるんですよ。
じゃあ、過去のことを言いたい場合は
やっぱりbe動詞が過去形になるんですか?
There was a book on the desk.(机の上に本がありました)
There were three books on the desk.(机の上に本が3冊ありました)
be動詞「is」と「are」をそれぞれ過去形にします。
「is」→「was」
「are」→「were」
かんたんですよね!
「there is ~」は「there was」
「there are ~」は「there were」
になるだけです。
「there is ~」の疑問文とその答え方
次に「there is ~」の形の文を疑問文にするにはどうすればいいのでしょうか?
Is there a good restaurant near here?
この近くにいいレストランはありますか?
「restaurant」は「レストラン」という意味の名詞です。
「near」は「近くに」という意味の前置詞です。
「here」は「ここに」という意味の副詞です。
「neara here」で「この近くに」という意味になります。
be動詞の入った文を疑問文にするんだから、be動詞を前に出せばいいんですね?
同じように
「Are there ~?」
「Was there ~?」
「Were there ~?」
というように、複数の場合でも過去の場合でもbe動詞を前に出します。
疑問文に対する答え方を見てみましょう。
Is there a wallet in your bag?(あなたのカバンの中に財布はありますか)
Yes, there is./No, there isn’t.(はい、あります/いいえ、ありません)
「wallet」は「財布」という意味の名詞です。
「ありますか」と聞かれているので、答え方は「yes」「no」なんですね!
質問が「Are there ~?」なら答えの返し方は
「Yes, there are./No, there aren’t.」です。
過去の場合の答え方も同じです。
「Was there ~?」の場合は「Yes, there was./No, there wasn’t.」
「were there ~?」の場合は「Yes, there were./No, there weren’t.」
じゃあ、否定文にするのもbe動詞に「not」を付ければいいんですね?
「there is」の否定文は、be動詞の後ろに「not」を付けるだけです。
「there is not(isn’t)」
「there are not(aren’t)」
「there was not(wasn’t)」
「there were not(weren’t)」
練習してみよう
では、ここまでの理解度をチェックしてみましょう。
ではヒントです。
「枕」は「pillow」という名詞を使います。
えーっと…
1番は「There(is) a(library)(near) the station.」
2番は「(There)(were)three (pillow)(on) the bed.」
ほぼ合っていますが、一つだけ間違いが。
1番は正解です。
2番ですが、「枕」という意味の「pillow」は名詞なので、「s」を付けて複数形にしてください。
あ、そうですね。
「(There)(were)three (pillows)(on) the bed.」。
ヒントです。
「公園」は「park」という単語を使います。
「教室」は「classroom」を使えば言い表すことができますね。
「たくさん」は「many」を使ってください。
「公園」にも「教室」にも場所を表す前置詞「in」が必要です。
1番は「There were two dogs in park.」
2番は「There are many students in classroom.」
かな…?
1番も2番もおしいですね。
どちらにも同じ間違いががあります。
「park」も「classroom」も冠詞が必要です。
どちらも特定の公園や教室を指していると思われるので「the」を付けてください。
わかりました!
1番は「There were two dogs in the park.」
2番は「There are many students in the classroom.」
ですね!
今日のまとめ
今日のレッスンでは「there is」について説明しました。
「there is」は「~がいます」「~があります」という意味があります。
「There is ~ +場所を表す言葉」という形で使うのが一般的です。
複数や過去を表すときは、be動詞を変化させます。
「there are」(複数)
「there was」(単数・過去)
「there were」(複数・過去)
などです。
また疑問文はbe動詞を含む文なので、be動詞を前に出します。
答え方は「Yes, there is./No, there isn’t.」のようになります。