こんにちは。
今日も中学英語の復習をがんばりましょう!
さて今回は「I visited Tokyo last year.」という例文を使って、英語の「過去形」について説明します。
「visited」は「訪れる」という意味の単語「visit」の過去形です。
このように過去形の動詞を使うと、過去に起こったできごとなどを表現することができるようになりますよ。
「過去形」ですか。
確かに友達との会話では「昨日の晩ご飯に何を食べたか」とか「休みの日に遊びに行った場所」とか過去についての話題が多いですよね!
「I visited Tokyo last year.」の意味
・I visited Tokyo last year.
(アイ・ヴィジティッドゥ・トウキョウ・ラスト・イヤー)
私は去年、東京を訪れました
「visit」は「訪れる」「訪問する」という意味の動詞です。
「last」はいろいろな意味がありますが、この場合は「すぐ前の」。
「last year」で「すぐ前の年」、つまり「去年」という意味になります。
「visit」の語尾に「ed」が付いてますね。
確か一般動詞の原形に「d」か「ed」を付けると過去形になるんでしたよね?
多くの動詞は、原形に「d」か「ed」を付けるだけでいいのですが、中には少し変わった形になるものもあります。
「visit」などの一般動詞の過去形
「I visited Tokyo last year.」の「visited」は「visit」の過去形です。
その他の一般動詞は、どのようにして過去形を作るのか見ていきましょう。
そのまま語尾に「d」か「ed」
多くの一般動詞はこれに当てはまります。
・like … liked
・hope … hoped
・open … opened
・look … looked
「like」と「hope」は「e」で終わっているから、「d」を付けるだけでいいんですね!
語尾が「子音字+y」
動詞の原形の語尾が「子音字+y」の場合、「y」を「i」に替えて「ed」を付けます。
・try … tried
・study … studied
またまた「子音字」という言葉が出てきましたね。
では、「子音字」って何だったか覚えていますか?
覚えてますよ!
母音字以外のものをいうんですよね!
詳しくはLesson8を参照してくださいね。
語尾が「短母音+子音字」
動詞の原形の語尾が「短母音+子音字」の場合、子音字を重ねて「ed」を付けます。
・stop … stopped
・hop … hopped
「hop」は「片足でぴょんと跳ぶ」という意味です。
ホップステップジャンプの「hop」ですね。
確か「短母音」という言葉も以前出てきましたよね?
「短母音」や「長母音」という言葉に関しては、中学英語の段階では覚える必要はありません。
「短母音」と「長母音」に関しては、Lesson25でかんたんに説明しているので一度目を通しておくといいでしょう。
じゃあ、動詞の過去形に関して覚えるのはこれだけですか?
このぐらいならすぐに覚えられそうですね!
実は、一般動詞の過去形には「不規則変化」をするものも多いんです。
一度にたくさん覚えるのは大変なので、「不規則変化」をする一般動詞に関しては、また改めて説明します。
発音記号とは?「visited」の読み方をカタカナにすると?
英語の発音に関しては、「発音記号」というものが存在します。
英語には「th」や「v」など、日本語にはない発音もたくさんあります。
それをわかりやすく表したものが「発音記号」です。
じゃあ、英語を話すためには「発音記号」も覚えなきゃダメなんですね…。
そうですね。
ゆくゆくは覚えた方がいいのですが、今から説明する「d」や「ed」の発音に関しては便宜的にカタカナも併記します。
一般動詞の過去形に付ける「d」や「ed」には、3通りの発音があります。
・「t(トゥ)」と発音する … stopped
・「d(ドゥ)」と発音する … played
・「id(イッドゥ)」と発音する … visited
「 」内にあるアルファベットが発音記号なんですね?
3通りの発音はどうやって使い分けるんですか?
一応ルールはあるんです。
・一般動詞の語尾が有声音の場合は「d」
・語尾が無声音の場合は「t」など…。
しかし、このルールを考えながら英語を話すのは大変ですよね。
そこで私からの提案は、
それぞれの発音の具体例を挙げますので、何度も発音しながらざっくりと覚えて行きましょう!
●「t(トゥ)」と発音する単語例
cooked、dropped、finished、helped、stopped、watched、walked、worked
●「d(ドゥ)」と発音する単語例
engaged、moved、opened、raised、returned、stayed、studied、traveled、tried
●「id(イッドゥ)」と発音する単語例
acted、added、collected、graduated、separated、started、visited
「visited」はカタカナで書くと「ヴィジティッドゥ」という感じですね!
練習してみよう
では、ヒントです。
「掃除をする」は「clean」という単語を使います。
「練習する」は「practice」。
「先週の日曜日」は最初に出てきた「last」という単語を使って表現できますよ。
えーっと、
1番は「I(cleaned) my room(yesterday).」
2番は「My brother(practiced)soccer(last)(Sunday).」
正解です!
「clean」の過去形「cleaned」もちゃんと書けてます。
先週の日曜日は「last Sunday」。
「すぐ前の」という意味の「last」の使い方が理解できてますね!
では、ヒントです。
「昨夜」は「昨年」や「先週の日曜日」と同じく「last」を使って表現してください。
「2年前」は「ago」という単語を使います。
「ago」は「(今より)~前に」という意味です。
今回の英作文は難しいですね。
1番は「I studyed English and math last night.」
2番は「Takuya visited London two year ago.」
1番は、「study」の過去形が少し違います。
「子音字+y」の場合、「y」を「i」に替えて「ed」ですね。
2番は「two year」の「year」は、前に「two」があるので複数形にする必要があります。
「studyed」じゃなくて「studied」ですね!
1番は「I studied English and math last night.」
2番は「Takuya visited London two years ago.」
かな。
今日のまとめ
今日は「I visited Tokyo last year.」という文を使って過去形について説明しました。
過去形は、過去のできごとなどを言い表すことができる表現です。
一般動詞の過去形は、動詞の原形の語尾に「d」や「ed」を付けて作ります。
過去形の語尾の発音は三種類ありますが、あまり難しく考えずに発音することで覚えるようにしましょう。
また今回出てきた「last」という単語を使えば、「last year=去年」「last night=昨夜」「last Sunday=先週の日曜日」などのように、過去の時間を表すことができますよ。