こんにちは!
今日は、ネットスラングの一つ「ASAP」の意味や使い方について解説します。
「ASAP」はインターネットやSNSでよく使われる略語ですが、その意味や使い方を知っていますか?
「エイ・エス・エイ・ピー」ですか?
見たことあるような気もしますけど、何の略ですか?
同じくネットスラングの「MYOB」や「NOYB」についての解説はこちら↓ ↓
「ASAP」とは?読み方は?
ネットスラング「ASAP」は英語の略語で、インターネットやメール、メッセージアプリなどで頻繁に使われます。
英語圏ではもちろん、日本でもネットやゲームのチャットで見かけることが多い言葉です。
「ASAP」は「as soon as possible」の略です。
「as soon as possible」のそれぞれの単語の頭文字を取って「ASAP」。
小文字で「asap」や「A.S.A.P.」とピリオドをつけて書く場合もあります。
これは読み方は普通にアルファベットを読めばいいんですか?
そうですね。
ネイティブは「エイ・エス・エイ・ピー」と読むことが多いようです。
「エイサップ」や「アサップ」と読む人もいますね。
日本では「アサップ」という読み方が多いかもしれません。
略語「ASAP」の元の形「as soon as possible」の意味
「as soon as possible」の意味を見てみましょう。
as soon as possible
できるだけ早く
「as soon as possible」は「できるだけ早く」という意味で使われています。
これは熟語として、このままの形で覚えておきましょう。
では、実際に例文を挙げてみますね。
I will email you as soon as possible.(できるだけ早くメールします)
Can you sign this form as soon as possible?(この書類に急いでサインしてくれる?)
「email」は「メールを送る」という意味の動詞です。
「sign」は「サインする」「(名前を)自書する」という意味の動詞です。
「form」は「書類」という意味の名詞です。
「as soon as possible」は何かを急いで「依頼」する場合などにもよく使われます。
「as soon as possible」をほかの表現に言い換えることはできますか?
似たような意味でよく使われるのが
「as soon as one can」です。
「one」の部分には「I」「you」「he」などのような「人」が入ります。
つまり「as soon as you can」だと「(あなたが)できるだけ早く」という意味に。
「as soon as possible」
「as soon as one can」
まとめて覚えておけばいいんですね!
ネットスラング「ASAP」はビジネスにも使える?
では、具体的にネットスラング「ASAP」はどんな場面で使えるのでしょうか?
インターネット上ではたまに見かけることはあるけど、ビジネスとかでも使っていいんですか?
ビジネスの場でも使うことができますが、少し注意が必要です。
当たり前ですが、上司や大事な取引先に「急いで!」とは日本語でもいいませんよね?
いくつかの例文を見てみましょう。
・Can you please send me that report ASAP?(大至急そのレポートを送ってくれる?)
・I need to charge my smartphone ASAP.(一刻も早くスマホを充電しなくちゃ)
・I’ll get to that project ASAP.(早速、そのプロジェクトに取り掛かるよ)
「charge」は「充電する」という意味の名詞です。
「get to」は「始める」「取り掛かる」という意味の熟語です。
3つ目の例文はたしかにビジネスの場で使えそうですね。
ただし上司ではなく同僚に対して言ってる感じがします。
基本的に略語はカジュアルなイメージがあります。
上司や目上の人、取引先などには使わない方がいいでしょう。
オンラインゲームとかでは、よく使われていると思いますよ。
ゲーム中にチームメイトに急いでほしい時などに、
「敵に囲まれた!援護して、ASAP!」といった感じですね。
今日のまとめ
今日は、ネットスラング「ASAP」について説明しました。
ASAPは「as soon as possible」の頭文字をとった略語で、「できるだけ早く」という意味です。
友達とのカジュアルなやり取りや、学校、オンラインゲーム、そしてビジネスの場でも使うことができる便利な言葉です。
「ASAP」が何の略かを知っておくと、外国人とのやり取りやネット上での交流がスムーズになります。
ぜひ覚えて使ってみてください。