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英語【no offense】はスラング?意味や使い方、答えの返し方を例文を使って徹底解説!

会話表現・スラング・ことわざ

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satomi
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こんにちは!
英語の会話でよく耳にする「No offense」というフレーズ。
でも意味や答えの返し方って結構難しいと思いませんか?
この表現、実はちょっと皮肉っぽく使われることもあるので、意味やニュアンスを正しく理解しておくことが大切です。
この記事では、「no offense」の文法的な意味や使い方に加えて、「none taken」などの返し方、ビジネスでの注意点や言い換え表現まで、例文付きでわかりやすく解説します!

「ノーオフェンス」ですか。
「オフェンス」って日本語でもよく聞きますけど、意味はなんでしたっけ?

   

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「no offense」の意味

まずは「no offense」の意味から見てみましょう。

・no offense

気を悪くしないでね/悪気はないんだけど

「no offense」は「悪気はないんだけど」などの意味で使われます。

「offense」は「侮辱」「悪意」「気を悪くさせるもの」などという意味の名詞です。

※イギリスでは「offence」と綴ります。
「offense」でも「offence」でも間違いではありませんが、日本の学校では主にアメリカ英語を学びます。
なので普段から「offense」の方を使うようにしておけばいいでしょう。

satomi
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スポーツなどで「オフェンス」というと「攻撃力」「攻撃側」などの意味で使われますよね。

No offense, but I think that idea won’t work.

悪気はないんだけど、そのアイデアはうまくいかないと思う

この例文では「No offense」の後ろに「but」が付いていますね。

「悪気はないんだけど…」と前置きしながら相手に対するネガティブな意見を「but」の後ろに置くことで、「no offense」が緩衝材のような役割を果たしています。

satomi
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自分の意見にネガティブな反応をされると、あまりいい気分はしませんよね。
そこで「悪気はない」というフレーズを入れることで相手に対する気遣いを表現することができます。

「no offense」はスラング?ビジネスでは失礼?

「no offense」は会話の中でよく使われる表現です。

カジュアルな口語表現であり、スラングの一種のように扱われることもあります。

satomi
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でも「no offense」は、意味が変化したり造語的に使われるスラングとは異なり、もともとの単語の意味に基づいた表現です。
なので「no offense」をスラングに分類するのはムリがありそうですね。

スラングでないのなら、ビジネスで使っても問題ないですか?

「no offense」はスラングではないかもしれませんが、カジュアルな口語表現です。

ビジネスシーンやフォーマルなシチュエーションでは使わない方がいいでしょう。

じゃあ、ビジネスで少し厳しい意見を言う時などにクッションの役割をするような前置き表現ってありますか?

I don’t mean to be rude, but…(失礼なことを言うつもりはないんだけど…)

I hope you don’t mind me saying this, but…(こう言って気を悪くしないでほしいんだけど…)

「mean」は「意味する」「意図する」などの意味の動詞です。

「rude」は「失礼な」という意味の形容詞です。

つまり「I don’t mean to be rude」は「失礼なことをする意図はないんだけど」というような意味になります。

satomi
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「I don’t mean to be rude」はカジュアルすぎないので、自分の意見を言うときの前置き表現としてビジネスシーンでも使えそうですね。

2つ目の例文の

「mind」は「気にする」という意味の動詞です。

文の構造を簡単に説明すると「me saying this」が「mind」の目的語になっています。

つまり「mind me saying this」で「私がこれを言うことを気にする」と訳することができます。

難しいですね。
「you don’t mind me saying this」は否定文になっていますね。

「you don’t mind me saying this」で「私がこれを言うことをあなたは気にしない」という意味。

satomi
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さらに「I hope」が先頭についてるので
「I hope you don’t mind me saying this」で「私がこれを言うことをあなたは気にしないことを望む」というやや複雑な構造になっています。

…💦
ちょっと難しいので丸暗記しておきます。

「no offense」に対する答え方は?「None taken」の意味

「no offense」と言われたとき、どう返すのが自然でしょうか?

None taken

「None taken(ナン テイクン)」は「気にしていません」「気を悪くしていません」という意味です。

「none」は「誰も(何も)~ない」という意味。

つまり「None taken」で「なにも気にしていませんよ」という意味になります。

「taken」って「受け取る」という意味の「take」の過去分詞ですよね?
なんか文の構造が分かりにくい感じがします。

実は「None taken」は「No offense was taken(by me).」という文を縮めたものなんです。

受動態の形になっていますが、直訳すると「悪意は(私に)受け取られてなかった」となります。

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つまり「No offense was taken.」は「(私は)悪意を受け取っていません」「気にしていません」と意訳できますね。

「no offense(悪気はない)」に対し、「none taken(受け取っていません)」と応じる形です。

A: No offense, but your presentation was a bit too long.(気を悪くしないで欲しいんだけど、プレゼンちょっと長すぎたかな)

B: None taken. I think it was too long myself.(気にしてないよ。自分でも長すぎると思うし)

「None taken.」だけで答えを返してもかまいませんが、少し何か付け足す方が相手には好印象かもしれません。

例えば

・None taken. You’re right(気にしてないよ。君が正しいよ)

・None taken. I need to cut it down next time.(気にしてないよ。次はもっと短くする必要があるかな)

など、いろいろなパターンが考えられます。

今日のまとめ「no offense」

satomi
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「no offense」は「気を悪くしないでね」という前置きの表現です。
カジュアルな場面では使われ、「No offense, but〜」の後には相手に対する批判的な内容が続きます。
スラングではありませんがフォーマルな場面ではもう少し丁寧な表現を使う方がいいでしょう。
答えの返し方は「None taken(気にしていません)」が一般的です。
「no offense」「none taken」はセットで覚えておきましょう。

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