
最近よく目にする「ローンチ」という言葉。
新しいブランドやお店、新商品などが世に出るときに使われている印象があります。
しかし、いざ意味を聞かれるとはっきり答えるのは難しいですよね。
そこでこの記事では、ローンチの意味やリリースとの違い、関連表現の「ソフトローンチ」「リローンチ」などについて解説していきます。
ローンチとは?意味と使い方
「ローンチ」とは、
新しい商品やサービスなどを世に送り出す、提供を開始する
という意味です。
たとえば、
「新しいテイクアウトサービスをローンチします」
と言うように使います。
これは、新しいテイクアウトサービスの提供を開始するという意味です。
このようにローンチは、主にビジネスシーンで、新しい商品やサービスなどを世に送り出すという意味で使われています。
「ローンチ」は英語で何という?launch の意味と使い方
ビジネスの場面で「カタカナ語」として使われている「ローンチ」。
これは英語の
launch
から来ています。
英語の「launch」の意味は、
・送り出す
・発売する
・発射する
などです。

「launch」には、もともと何かを勢いよく送り出すというイメージがあるんです。

だから新しい商品やサービスを「世に送り出す」という意味でも使われているんですね。
たとえば、
・We will launch a new product next month.
(来月、新商品を発売します)
のように使います。
「ローンチ」と「リリース」の違いは?
「ローンチ」には「送り出す」「発売する」という意味がありますが、では同じような意味の「リリース」とはどう違うのでしょうか。
リリースとは、
新しい商品やサービス、音楽などを公開・提供すること
を指します。
英語の「release」の持つ「解き放つ」という意味が根底にあります。
実はローンチと意味的には重なっているところもあるため、はっきりした線引きは難しいかもしれません。
使い分けの目安を表にまとめました。
| ローンチ | リリース | |
|---|---|---|
| 基本的なイメージ | 新しいものを世に送り出す | 新しいものを公開・提供する |
| よく使われる場面 | 新しいブランド、サービスなどを新規に始めるとき | 商品・サービス・アプリ・情報・バージョンアップなどを公開・提供するとき |
| ニュアンス | 「新しく始める」「世に送り出す」という意味合いが強い | 「公開する」「提供する」という意味合いが強い |
| 例 | 新ブランドをローンチする | 最新バージョンのアプリをリリースする |
「ソフトローンチ」「リローンチ」などの関連表現
ローンチには「ソフトローンチ」「リローンチ」などの関連表現があります。
それぞれの意味を見てみましょう。
ソフトローンチ
ソフトローンチとは、新しいWebサービス、アプリ、ゲームなどを正式に発売・公開する前に、試験的に一部の人へ先行公開することです。
これによって、
・問題点やバグなどの発見
・ユーザーの感想
・サーバーにかかる負荷
などを事前に確認できます。

なるほど。
バグなんかは発売前に修正できた方がいいですもんね。
それにサーバーにかかる負荷とかは、実際に大勢の人にアクセスしてもらった方が分かりやすいですよね。

そうですね。
ちなみに、ソフトローンチと対比して「ハードローンチ」という言葉が使われることもあります。
ビジネスでは、ソフトローンチとは反対に、大々的にプロモーションを行って一気に公開することを指します。
また、ネット上では「ソフトローンチ」がスラングのように使われることもあります。
これは、恋人の存在をSNSでさりげなくほのめかすことです。
たとえば、運転中に恋人らしき人の腕だけが写った写真や、テーブルの上に2人分の食事があることが分かる写真などを投稿します。
はっきり「恋人ができました」と発表するのではなく、見る人に「もしかして?」と思わせるような見せ方です。
日本語でいう「におわせ」に近いニュアンスですね。
この場合、「ハードローンチ」は恋人の存在をはっきり公開するという意味のスラングとして使われます。
リローンチ
リローンチは、「もう一度始める」「新しいものとして再び世に出す」という意味です。
具体的には、
・商品をリニューアルして再発売する
・ブランドイメージを一新して再スタートする
・Webサイトを刷新して再び公開する
といった場面で使われます。
リローンチは、
re-(再び)+launch(世に送り出す)
からなる「relaunch」という英語です。
つまり、「商品やサービスなどを、もう一度改めて世に送り出す」という意味で使われています。
英語 launch を使った例文
それでは英語の「launch」を使った例文を見てみましょう。
The company will launch a new smartphone next year.(その会社は来年、新しいスマートフォンを発売する予定です
They launched a new online service last month.(彼らは先月、新しいオンラインサービスを開始しました)
The game was launched worldwide in July.(そのゲームは7月に世界で発売されました)
The rocket was launched successfully.(ロケットは無事に打ち上げられました)
「worldwide」は「世界中で」という意味の副詞です。
「successfully」は「無事に」「うまく」という意味の副詞です。

最後の例文を見てください。
「launch」には「発射する」という意味もあるんですよ。
この「発射する」と「新商品を発売する」は、一見すると別の意味に見えますよね。
しかし、どちらも「何かを外へ送り出す」というイメージでつながっています。
日本語の「ローンチ」も、この「世に送り出す」というイメージを持っておくと、商品・サービス・ゲームなど、さまざまな場面で使われる理由が分かりやすくなりますよね。
今日のまとめ

今回は「ローンチ」というカタカナ語について解説しました。
「ローンチ」は英語の「launch」が元になっています。
意味は「新しい商品やブランド、サービスなどを世に送り出す、提供を開始する」。
主にビジネスシーンで使われています。
リリースとは同じような意味ですが、ローンチが新しいものを世に送り出すという意味なのに対し、リリースの方はバージョンアップなども含めて、公開・提供するときに使われます。
関連語に「ソフトローンチ」「リローンチ」などがあります。
ソフトローンチは、大々的な発売の前に、試験的に先行公開し、バグの修正や改良に役立てること。
リローンチは、一度世に送り出したものを刷新して再び発売すること。
このようにローンチは、主にビジネスの場面でよく使われています。
ほかにも仕事や日常でよく見かける英語表現の意味をわかりやすく解説しています。
気になる表現があれば、ぜひあわせてチェックしてみてくださいね!
【マニフェスト】とはどういう意味?英語 manifesto をかんたん解説!
【アジェンダ】とはどういう意味?英語 agenda をかんたん解説!
