
テレビやエアコンをつけるとき、「リモコン」を使いますよね。
とても身近なものですが、そもそも何という言葉の略なのか疑問に思ったことはありませんか。
また、英語で「リモコン取って」と言いたいとき、そのまま「rimokon」と伝えて通じるのか不安になりますよね。
結論からお伝えすると、リモコンは英語の「remote control(リモートコントロール)」を短縮した日本独自の略語です。
英語圏では「リモコン」と言っても通じません。
この記事では、リモコンの正しい英語表現や単語の意味、さらに「remote controller」との違いや日常会話で使える実践フレーズまで解説します。
「リモコン」は何の略?
「リモコン」は、
remote control(リモートコントロール)
という英語を縮めた言葉です。
・remote:離れた
・control:操作・制御
が組み合わさった言葉で、離れた場所から機器を操作する仕組みやその装置全体のことを指します。
日本人は長い外国語やカタカナ語を3文字や4文字に短縮することがよくあります。
例えば、
・エアコンが air conditioner
・コンビニが convenience store
の略であるのと似ていますね。

remote control も「リモコン」と短縮されて日本中で使われるようになったんですね。
「リモコン」は英語で通じる?英語表記も紹介
結論から言うと、英語圏で「rimokon(リモコン)」と言っても通じないことがほとんどです。
ではどのように表現するのが自然なのでしょうか。
書き言葉やフォーマルな場面での英語表記は
remote control
となります。
説明書やニュースなどではこの正式名称が使われるのが一般的です。
一方で、日常会話や家族同士のやり取りでは、後半の control を省略して単に
remote
とだけ呼ぶのが一般的です。
たとえば
Where is the remote?(リモコンはどこ?)
のように使います。

じゃあ、テレビとかエアコンのリモコンはどういえばいいんですか?
「機器の名前 + remote」という表現が一般的です。
テレビのリモコン:TV remote、TV remote control
エアコンのリモコン:air conditioner remote、A/C remote
と呼ばれます。
「remote」とは?単語の意味を深掘り
では「remote」 という単語には、一体どのような意味やイメージがあるのでしょうか。
remote:「遠く離れた」「遠隔の」「へき地の」
という意味を持つ形容詞です。
中心となる場所や現在地から物理的・空間的に距離がある状態を表します。
ほかにも
・remote work:「リモートワーク」
・remote learning:「オンライン授業」
など、オフィスから離れた場所で働いたり、学校以外の場所で授業を受けたりすることを「remote」を使って表現できます。
また地理的な意味でもよく使われる単語、例えば
・remote island:「離島」
・remote area:「へき地・人里離れた地域」
という意味になります。
このように、remote という単語単体に「遠く離れている」というコアな意味があることを押さえておきましょう。
「 control」とは?単語の意味を深掘り
続いて、「control」 という単語の意味についても確認しておきましょう。
control:「操作する」「制御する」「管理する」「支配する」
という意味を持つ単語です。
自分の思い通りに対象を動かしたり、一定の状態に保ったりするニュアンスを含んでいます。
この単語は名詞としても動詞としても使われます。
remote(遠く離れた)と control(操作・制御)を組み合わせて remote control 。
「離れた場所から操作すること」あるいは「そのための装置」という意味になります。
「remote control」と「remote controller」の違い
英語でリモコンを表現する際、紛らわしいのが
remote control と remote controller
の違いです。

語尾に「-er」が付いた controller の方が「装置」っぽく聞こえるから、こちらの方が正しそうに見えますよね。
結論から言うと、どちらを使っても間違いではありませんが、ニュアンスと使用される場面に違いがあります。
日常会話や一般的な表現としては、圧倒的に remote または remote control が使われます。
部屋の中で「リモコンどこ?」と探したり「リモコン取って」と頼んだりする場面で remote controller と言う人はほとんどいません。
一方で、remote controller は、機械の技術的な説明書や製品仕様書、あるいは工学的な文脈で「遠隔操作するための機械装置そのもの」を指す際に使われることが多い表現です。
| 表現 | 主な使われ方 | 自然な場面 |
|---|---|---|
| remote | 日常会話で最もよく使われるカジュアルな表現 | 家族や友人との会話、部屋でのやり取り |
| remote control | 正式な表現・書き言葉・標準的な会話 | ニュース、文章、丁寧な日常会話 |
| remote controller | 技術的な機器名・説明書などの専門的表現 | 製品の取扱説明書、機械の仕様書 |
基本的には、普段の英会話では remote だけ覚えておけば困ることはありません。
「リモコン」に関するよくある疑問(FAQ)
リモコンの英語表現に関して、多くの方が疑問に思うポイントをQ&A形式でまとめました。
Q. 「リモコン取って」は英語で何と言いますか?
・Pass me the remote.
・Can you hand me the remote?
・Could you pass me the remote?
などの表現が考えられます。

下に行くほど丁寧な言い方です。
Q. remote controller は間違いですか?
間違いではありません。
ただし、日常会話よりも家電製品の取扱説明書や製品名などで使われることが多い表現です。
Q. リモコンが見つからない時は英語で何と言いますか?
・I can’t find the TV remote.(テレビのリモコンが見つからない)
また、リモコンはあるけど、電池切れなどで動かない場合は
・The remote isn’t working.(リモコンが動かない・効かない)
のように表現できます。
今日のまとめ

今回は「リモコン」の正しい英語表現について解説しました。
リモコンは remote control の略で日本独自の略称です。
日常英会話では remote と言うのが最も自然。
remote は「遠く離れた」、control は「操作・制御」という意味の単語で、この二つを組み合わせて遠隔操作できる機械をの意味になります。
テレビのリモコンは TV remote、エアコンのリモコンは A/C remote と言います。
製品説明書などでは remote controller と表記されることもります。
