こんにちは!
今日は、ネットスラングの一つ「GIYF」について解説します。
「GIYF」はインターネットやSNSでよく使われる略語ですが、その意味や使い方って案外知りませんよね?
「GIYF」ですか?
確かにどこかで見たような気もしますが、ネットで使われてる略語って難しくって…。
同じくネットスラングの「ASAP」についての解説はこちら↓ ↓
ネットスラング「GIYF」とは何の略?読み方は?
「GIYF」は英語の略語で、メールやチャット、メッセージアプリなどでよく使われています。
英語圏だけでなく、日本でもよく見かけます。
インターネット空間で使われることが多いため「ネットスラング」と呼ばれているものの一つです。
「GIYF」は「Google is your friend」の略です。
「Google is your friend」のそれぞれの単語の頭文字を取って「GIYF」。
これは読み方は普通にアルファベットを読めばいいんですか?
そうですね。
「ジー・アイ・ワイ・エフ」と発音します。それぞれのアルファベットの名前をそのまま読む感じです。
「Google is your friend」の意味は?
「Google is your friend」の意味を見てみましょう。
Google is your friend
グーグルはあなたの友だち→自分で調べれば?
「Google is your friend」は、だれかの質問に対して「自分で調べれば?」と答える場合に使うフレーズです。
どうして「グーグルが友達」だと「自分で調べれば?」という意味になるんですか?
「グーグルはあなたの友だちでしょう?」
↓ ↓
「だったら人に聞かずにグーグルに聞けばいいじゃない」
↓ ↓
「自分でググって!」
なるほど!
じゃあ、少し厳しいニュアンスがあるんですね?
人に頼らないで自分で調べて欲しいという気持ちが含まれているので、やや厳しめの表現と言えるかもしれません。
ネットスラング「GIYF」ビジネスでも使える?
GIYFは、主にインターネットのフォーラムやチャット、SNSなどで使われます。
例えば、友達とチャットをしているときにわからないことが出てきたら、「GIYF」を使うことができますね。
友達とのチャットということは、カジュアルなシチュエーションで使う場合が多いんですか?
「GIYF」は日本語に訳すと「ググって!」とか「ググれば?」という感じになります。
ということは、かなりカジュアルな表現だということですね。
A: What does this mean?(これってどういう意味)
B: GIYF.(ググってみて)
「mean」は「意味する」という意味の動詞です。
上の例を見てもかなりカジュアルなやり取りで使われていることがわかりますね。
友人や同僚などの間で使える表現だと言えます。
では、ビジネスの場でも使えるのでしょうか?
残念ながらビジネスの場ではもっとフォーマルな表現が好まれるため、「GIYF」のようなカジュアルな表現は適していません。
「GIYF」は違う表現に言い換えられる?
「GIYF」と同じような意味を持つ表現はいくつか考えられます。
Google it.
「GIYF」と同じような意味を持つ表現として「Google it.」があります。
「Google」はご存じのように企業の名前です。
しかしここでは「検索する」「ネットで調べる」というような意味の動詞として使われています。
動詞から始まっているということは、この文は命令文ですか?
その通りです。
「Google it.」は直訳すると「それを調べなさい」となるので「ググれ」と意訳することができます。
Do a Google search.
「Do a Google search.」も「GIYF」と同じような意味で使うことができます。
あれ?これも「do」っていう動詞の原形から始まってますよね?
「do」から始まっているので、この文も命令文です。
「search」はここでは「検索」という意味の名詞で使われているため、「Google search」で「グーグル検索」という意味になります。
「Do a Google search.」で「グーグル検索をしなさい」と訳すことができます。
「Google」の部分に「internet」という単語を入れても同じような意味になります。
つまり「Do an internet search.」の意味は「ネット検索をしなさい」です。
「internet」が母音から始まるので「a」ではなく「an」になっているのに注意してくださいね。
つまりどんな検索エンジンかは問題ではなくて、とりあえず「ネットで調べろ」ということなんですね?
「Do an internet search.」は特定の検索エンジンの名前はでてきません。
それに対して「Do a Google search.」は確かに「Google」という固有名詞は出てきますが、これも必ずしも「Google」以外の検索エンジンを使ってはいけないということではありません。
「Google」はとても有名なので検索エンジンの代名詞のようになっているんですね。
Look it up on Google.
「Look it up on Google.」も同じような使い方ができます。
「look up」は「調べる」という意味の熟語です。
代名詞「it」を間に挟むようにして「look it up」で「それを調べろ」という意味になります。
「on Google」で「グーグルで」という意味。
「on」という前置詞を検索エンジン名の前に置くと「~で」という意味になります。
例えば「on Google」以外に「on Yahoo」や「on Safari」などという使い方もできますね。
今日のまとめ
今日は、英語のネットスラング「GIYF」について解説しました。
「GIYF」は「Google Is Your Friend」の略で、何か調べたいときにGoogleで検索することを勧めるフレーズです。
インターネッ上で仲の良い友人の間などでよく使われていますが、ビジネスの場ではあまり使われません。
少しカジュアルすぎるからです。
わからないことがあったら、「GIYF」と言われる前にまずはGoogleで調べてみる習慣をつけたいですね。
すぐに答えが見つかるかもしれませんよ。