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英語【Break a leg】の意味はなぜ「がんばれ」?由来と返し方を解説!

会話表現・スラング・ことわざ
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satomi
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こんにちは!
今日も中学英語の復習を頑張りましょうね。
英語で「break a leg」という表現を聞いたことありますか?
そのまま直訳すると「脚を折れ!」って意味になるので、ちょっと怖い感じがしますよね?
でも実はこの「break a leg」は「がんばってね!」という意味なんです。

今日はこの「break a leg」の
・本当の意味
・なぜそんな意味で使われるのか(由来)
・相手に「break a leg」と言われたときの返し方

などについて詳しく解説します!

「ブレイク ア レッグ」ですか?
どう考えても骨折を想像してしまいますよね…。

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「Break a leg」の意味

「break a leg」の意味を見てみましょう。

・Break a leg.

がんばってね/うまくいくように/成功を祈ってる

「break」は「壊す」「折る」などの意味の動詞です。

「leg」は「脚」という意味の名詞です。

「break a leg」は動詞から始まっているので命令文で、直訳すると「脚を折れ」となります。

「脚を折れ」ってなんだか呪いの言葉みたいに聞こえますよね…。

確かに、その通りですね。

でも実はこの「break a leg」は、舞台に立つ役者に対して「がんばって!」とエールを送る意味で使われてきました。

satomi
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近年では、舞台に限らず試験やオーディション、スポーツなどいろいろなシチュエーションで用いられています。

I have a presentation today.(今日、プレゼンがあるんだよ)

Break a leg!(がんばって!)

break a legの意味はわかりましたけど…。
なんで、「脚を折れ」➡「がんばって」になるんですか?

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「Break a leg」の由来は?なぜ「がんばれ」という意味に?

実は「break a leg」の由来は、諸説あります。

中でも最もよく知られているのは、古い劇場に伝わる迷信説です。

🔴古い劇場の言い伝え

昔のヨーロッパでは、舞台に立つ前に「Good luck!(幸運を!)」などストレートにエールを送ると、逆に不運が起きるとされていました。

そこで俳優たちは、「幸運を祈る」という言葉の代わりに、あえて不吉な言葉を使うことで幸運を呼び込もうとするようになったそうです。

satomi
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その結果生まれたのが、「break a leg」という表現。

つまり「break a leg」は不吉な言葉で幸運を呼ぶ「おまじない」みたいなものなんですね!

🔴脚を使って拍手

古代ギリシャでは、拍手の代わりに地面に足を打ち付けることで大きな音を出していたと言われています。

satomi
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つまりお芝居がよければ、それだけ足で激しく地面を叩くわけです。
その結果、本当に骨折することもあったようですね。

なるほど!
脚を折るほど激しく地面を叩くというのは、俳優にとっては拍手喝さいを浴びているのと同じ意味なんですね。

つまり観客が骨折をするほどいいお芝居ができますように、という意味で「break a leg」が使われるようになったと考えられています。

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「Break a leg」と言われたときの返し方は?

「Break a leg!」と言われたとき、どう返せばいいのでしょうか?

あまり難しく考えず、感謝の気持ちを伝えるのが基本です。

💬 よく使われる返し方

Thanks!(ありがとう!)

I’ll do my best!(がんばります!)

I hope so!(そうなるといいな!)

これらの返し方が、一般的によく使われています。

自然で相手にも失礼になりませんよね。

「You too!(あなたもね)」はどうですか?
よく返事として使いますよね?

「You too!(あなたもね)」は少し不自然な感じがします。

なぜなら「break a leg」と声をかけてくれた相手はこれから舞台に立つわけではありません。

つまり「Break a leg!」は舞台やプレゼンなどに挑戦する人に対してかけられる言葉であって、声をかける人は応援しているという構図になっているからです。

「Break a leg」は言い換えられる?

「break a leg」と同じく「がんばってね!」という気持ちを伝える英語表現はいくつかあります。

Good luck!(頑張って!/幸運を!)

「がんばって」という意味を表す一般的な表現です。

フォーマル・カジュアルどちらでも使える万能表現なので、覚えておくといいでしょう。

  

Do your best!(ベストを尽くしてね)

学校英語でもよく習いますが、少しだけ命令口調っぽく聞こえることがあります。

失礼にならないように、仲のいい友人などの間で使うようにしましょう。

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「your」の部分を「my」に変えて「I’ll do my best.」というと「がんばります」という意味に。

  

You can do it!(君ならできる!)

試験・試合・大事なプレゼンの直前など、緊張している相手を勇気づけたいときに使います。

前向きでフレンドリーな励ましなので、親しい人に対して使うのがいいでしょう。

  

Fingers crossed!(幸運を祈ってる!)

直訳は「指を交差させて」です。

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絵文字の「🤞」を見たことがありますか?

あ!あの絵文字が「Fingers crossed」なんですね!

欧米では友達の試験・面接・発表の前などに「うまくいきますように」という意味で使われます。

今日のまとめ「Break a leg」

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今日は「break a leg」というフレーズについて解説しました。
直訳すると「脚を折れ」ですが、実際は「がんばってね」「成功を祈ってる」という意味で使われています。

由来は劇場などで役者に向かって「Good luck」のようなストレートな表現を使うと不吉だという迷信からだと考えられています。
その由来から、主に舞台で使われますが、試験、発表、面接の前などで使うことも。

返し方は 「Thanks!」「I’ll do my best!」など、お礼を言ったり前向きな姿勢を示すものが が自然です。
言い換えは「Good luck!」「Do your best!」など。

「breake a leg」は呪いの表現などではなく、励まし成功を祈るポジティブな言葉です。
友だちが試験や発表に挑むとき、ぜひ笑顔でこう言ってみてくださいね。

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