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英語ことわざ【Tomorrow is another day.】の意味は?「風と共に去りぬ」の名ゼリフの使い方を例文とともに解説!

英語ことわざ【Tomorrow is another day.】の意味は?「風と共に去りぬ」の名ゼリフの使い方を例文とともに解説! 会話表現・スラング・ことわざ

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こんにちは!
今日も中学英語の復習をがんばりましょうね。
ところで英語フレーズ「Tomorrow is another day.」って聞いたことありますか?
日本語訳は「明日は明日の風が吹く」です。
映画『風と共に去りぬ』のラストシーンで、主人公スカーレット・オハラが口にしたセリフとして有名ですね。
原作はマーガレット・ミッチェルの小説で、映画では女優ヴィヴィアン・リーがスカーレットを演じました。
今回はそんな 「Tomorrow is another day.」の意味や元ネタ、使い方 について、例文を交えてわかりやすく解説していきます。

「トゥモロー イズ アナザー デイ」?
以前、ラミレスが横浜DeNAの監督だったときに試合後のインタビューでよく言ってましたよね。
意味はあんまりよくわからなかったんですけど…。

   

英語の会話表現「call it a day」の意味はこちら⇩ ⇩

「Tomorrow is another day.」の意味

それでは「Tomorrow is another day.」の意味について見てみましょう。

・Tomorrow is another day.

明日は明日の風が吹く

「tomorrow」は「明日」という意味の名詞です。

「another」は「ほかの」「別の」などの意味のある形容詞です。

つまり「Tomorrow is another day.」を直訳すると「明日はまた別の日」になります。

「明日は別の日」?
当たり前な感じがしますね。

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つまり「Tomorrow is another day.」は、「今日起きたことは後悔しても仕方ない。
明日はまた今日とは別の新しい日だから希望を持とう」というニュアンスです。

少しわかってきました!
悪いことがあっても、一日が終わって新しい日が始まるんだから切り替えていこうってことですね。
だからラミレスが試合後のインタビューでよく言ってたんだ!

「また新しい別の日が始まる」ということを、文学的な表現で「明日は明日の風が吹く」というように日本語に訳すようになったのでしょう。

この「Tomorrow is another day.」は、何か悲しいことがあったり、落ち込んだりしている場合に元気づけ鼓舞するために使う表現です。

「Tomorrow is another day.」の元ネタは?

「Tomorrow is another day.」というフレーズが有名になったのは、映画 『風と共に去りぬ(Gone With the Wind)』 です。

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この映画の原作は、アメリカの作家 マーガレット・ミッチェル(Margaret Mitchell) が書いた小説。
映画版では、女優 ヴィヴィアン・リー(Vivien Leigh) が主人公 スカーレット・オハラ(Scarlett O’Hara) を演じました。

ラストシーンでの名セリフ

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映画のラストで、夫のレットはスカーレットの元を去っていきます。


絶望的な状況の中で彼女が自分を奮い立たせるように言ったのが、この言葉。

“After all, tomorrow is another day.”
(結局、明日は明日の風が吹くわ)

このセリフによって「Tomorrow is another day.」は「どんなに辛いことがあっても、明日には新しい希望がある」という前向きなメッセージとして世界中に知られるようになりました。

「Tomorrow is another day.」はことわざ?

「Tomorrow is another day.」はよく「ことわざ」として扱われています。

英語圏では広く知られている表現ですが、日本語でいう「ことわざ」とは少し異なります。

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このフレーズは、映画『風と共に去りぬ』のセリフを通して有名になったもので、昔から伝わる「ことわざ」というわけではありません。

あえて言うなら「名言」の方がしっくりくるかもしれません。

しかし「Tomorrow is another day.」は、多くの教訓を含んだ表現でもあり、小説や映画の中で使われることで多くの人に感動を与えてきました。

だから「ことわざ」のように扱われているんですね!

それ以外に、日本語訳としてよく使われる「明日は明日の風が吹く」というフレーズが日本のことわざだということも理由の一つでしょう。

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英語のフレーズの訳に、日本の「ことわざ」を当てはめたから起こった誤解だと言えそうですね。

「another day」はスラングでも使われる?

「another day」は基本的には 「別の日」「また今度」 という意味の一般的な表現ですが、会話や歌詞の中では少しスラングっぽい使われ方をすることもあります。

「just another day」で「いつもと全く変わらない日」「単にいつもどおりの日」という意味になります。

Don’t worry too much. It’s just another day.

そんなに心配しなくていいさ。ただの一日だよ

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特別な意味はなく、「よくある普通の日だよ」と軽く受け流すニュアンスです。

「Tomorrow is another day.」の「another day」は希望のある新しい日のイメージなのに、なんだか真逆の意味になるんですね。

See you another day.

そのうちに/またね

これはカジュアルな表現で別れ際に使われます。

特定の日ではなく、「またの機会に」というレベルの軽い約束をする際のフレーズです。

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「また今度ね」のように軽い約束として使われる口語的な表現です。

「another day」そのものはスラングではありません。

しかし、くだけた会話や歌詞で使われると、スラングっぽい響きを持つことがあるため、スラングのように扱われることもある ということです。

「Tomorrow is another day.」を使った例文

では、「Tomorrow is another day.」は会話の中ではどのように使われているのか見てみましょう。

I’m not going to give up. Tomorrow is another day.(私はあきらめない。明日は明日の風が吹くからね)

I’ll be happy tomorrow. Tomorrow is another day.(明日はしあわせになれる。明日は明日の風が吹くよ)

Let’s forget about today. Because tomorrow is another day.(今日のことは忘れましょう。だって明日は明日の風が吹くから)

「give up」は「あきらめる」という意味の熟語です。

「forget」は「忘れる」という意味の動詞です。

どの例文も今日までと明日は違うんだ!という強い気落ちを感じますね!

今日までが不遇だったり、積み上げてきたものを失ったりということがあっても、明日はまた幸せが待ってるという前向きな気持ちになっているのがわかります。

ハンプティ・ダンプティ」って何?⇩

今日のまとめ「Tomorrow is another day」

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「Tomorrow is another day.」は、「明日は明日の風が吹く」という日本語に訳されることの多いフレーズです。
小説や映画「風と共に去りぬ」の中でスカーレット・オハラのセリフとしても有名で
「今日のことは今日でおしまい、明日はまた新しい1日が始まる」
というポジティブな気持ちを表しています。
ことわざに分類されることが多いのですが、実際は映画で一躍有名になった誰もが知っている「名言」「名ゼリフ」という方がわかりやすいかもしれません。
ぜひ日本語訳とセットにして覚えておいてくださいね。

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