こんにちは。
今日も中学英語の復習をがんばりましょうね!
このレッスンでは「一般動詞」を使った三単現の文について説明します。
以前、「be動詞」の三単現について練習したのを覚えていますか。
たしか、主語が三人称単数のときは、「is」を使うんでしたよね。
でもbe動詞と違って一般動詞は数が多いから難しそう…。
まずは、Lesson14でbe動詞の方を復習しておいた方がよさそうですね!
「My brother plays soccer.」の意味
・My brother plays soccer.
私の兄はサッカーをします。
「soccer」は「サッカー」という意味の名詞です。
ちなみにイギリスでは「サッカー」のことを「football」といいます。
「My brother」は話し手(I)でも聞き手(you)でもないので、三人称ですね。
be動詞の場合は「is」ですが、一般動詞の場合は確か「s」を付けるんだったと思うんですけど…。
そうですね。
一般動詞の語尾に「s」や「es」を付けます。
つまり「My brother plays soccer.」の「s」は、三単現のsです。
三単現のs
主語が三人称単数の場合、be動詞は「is」を使いますが、一般動詞は語尾に「s」や「es」を付けます。
たしか、名詞を複数形にするのには一定のルールがありましたよね?
ひょっとして三単現のsも、語尾に「s」を付けるのか「es」を付けるのか、なにかルールのようなものがあるのですか?
実は似たようなルールがあるんです。
決して難しいわけではありませんが、混乱しやすいかもしれないので、次にまとめてみました。
語尾が「x」「s」「ch」「sh」「o」
語尾が「x」「s」「ch」「sh」「o」で終わる動詞の場合は、語尾に「es」を付けます。
例:mix → mixes pass → passes catch → catches など
「mix」は「混ぜる」という意味の動詞です。
「pass」は「通り過ぎる」「合格する」などの意味がある動詞です。
「catch」は「つかむ」「捕まえる」という意味の動詞です。
「ミックス」「パス」「キャッチ」など、日本語でもよく出てきますね。
語尾が「子音字+y」
語尾が「子音字+y」で終わる動詞の場合は、「y」を「i」に変えて「es」を付けます。
例:study → studies carry →carries など
「carry」は「運ぶ」「持っていく」という意味の動詞です。
日本語では荷物を運ぶキャスター付きのスーツケース状のものを「キャリーバッグ」などと呼ぶことがありますね。
その他の動詞
上の二つに当てはまらない動詞には、「s」を付けます。
例:speak → speaks like → likes など
例外もあります。
持っているという意味の「have」は、なぜか「has」という形に変わります。
三単現の疑問文と否定文(一般動詞)
She plays the guitar.(彼女はギターを弾きます)
Does she play the guitar?(彼女はギターを弾きますか)
She does not play the guitar.(彼女はギターを弾きません)
これまで練習した一般動詞の疑問文は、「Do you ~?」の形でしたね。
しかし、三単現の場合「do」ではなく「does」を使います。
2つ目の例文では、一般動詞「play」に三単現のsが付いていませんね。
つまり疑問文の場合は三単現のsは必要ないということなのかな。
そうですね。
疑問文の場合には付ける必要がありません。
なぜなら、文頭の「does」は「do」に三単現の「es」を付けたものだからです。
つまり一つの文の中に三単現のsは二つは必要ないというわけです。
同じことは否定文にも言えます。
3つ目の例文では、一般動詞には三単現のsはついていませんが、「do」が「does」になっていますね。
否定文なので「does」の後ろに「not」を付けますが、「doesn’t」と省略してもかまいません。
では、次に疑問文の答え方を見てみましょう。
Does your father watch TV?(あなたのお父さんはテレビを見ますか)
Yes, he does.(He watches TV.)
No, he doesn’t.(He doesn’t watch TV.)
「watch」は「見る」という意味の動詞です。
「TV」は「テレビ」という意味の名詞です。
主語は「your father(あなたのお父さん)」なので、答えるときは代名詞「he」を使います。
練習してみよう
一般動詞の三単現がわかったところで、問題を解いてみましょう。
では、ヒントです。
日本語訳は
1.私は英語を勉強します。
2.あなたは大阪に住んでいますか。
「live」は「住んでいる」という意味の動詞です。
「in」は前置詞で、場所の前に付けると「(場所)に」という意味になります。
1番は「Tom studys English.」
2番は「Does she live in Osaka.」
じゃないですか?
おしい!
1番の「study」は語尾が「子音字+y」なので、「y」を「i」に変えて「es」を付けます。
つまり「studies」が正解。
2番は最後を「?(クエスチョンマーク)」にすれば正解です。
えーっと、
1番は「His mother studies Japanese.」
2番は「Mariko uses laptop.」
1番は正解です。
2番は「laptop」の前に冠詞を付けましょう。
「Mariko uses a laptop.」が正解です。
今日のまとめ
一般動詞の三単現の文について説明しました。
主語が三人称で単数の場合、be動詞なら「is」を使いましたね。
しかし一般動詞の場合は、「s」か「es」が語尾に付きます。
一般動詞はbe動詞と違い数が多いので語尾に付くのが「s」なのか「es」がなのか、覚えるのが大変ですが、英語に触れているうちに身についてきます。
あせらず、少しずつ覚えていきましょう。
また、一般動詞の三単現の文を疑問文や否定文にする場合は「do」ではなく「does」を使います。
間違えやすいポイントなので、気を付けてくださいね。