
こんにちは。
今日も中学英語の復習、がんばりましょうね!
今回は「How many pencils do you have?」という例文を使って、「how many」の意味や、1つ・人数など具体的な答え方について学びます。
前回は名詞の複数形について勉強しましたね。
今回はその応用編!「how many」を使って数のたずね方と返し方をマスターしましょう。

なるほど!
「ハウ メニー ペンシルズ ドゥ ユー ハヴ?」で鉛筆の数を聞けるんですね!
答えるときに「1本」や「5本」ってどう言えばいいのか気になってました。
人数やモノの数もちゃんと答えられるように、しっかり練習したいです!
「How often」の説明はこちら⇩
「How many pencils do you have?」の意味

・How many pencils do you have?
あなたは鉛筆を何本持っていますか
数をたずねるときによく使うのが 「How many ~ ?」 という表現です。
「how」は「どのぐらい」「どれだけ」とたずねる時に使う疑問詞です。
「many」は「たくさんの」「多数の」という意味の形容詞です。
つまり「how many」で「どれだけ多くの~?」=「いくつ?」という意味になります。

「How many pencils do you have?」は、直訳すると「あなたは鉛筆をどれだけたくさん持っていますか?」ですが、自然な日本語では「鉛筆を何本持っているの?」となります。

「how many」を使えば数をたずねることができるんですね。
では、「how many」のあとは、どんな語順になるんですか?

とてもいい質問ですね!
「how many」のあとは、数えられる名詞の「複数形」が続きます。
今回の例文では、「pencil(鉛筆)」の複数形である 「pencils」 が使われています。
英語の名詞には「単数形」と「複数形」があります。
英語の「pencils」は「pencil」の複数形なので、「how many」の後ろに名詞の複数形が来ているのが例文でわかりますね。
つまり、基本の形は:
How many + 名詞の複数形 + 疑問文の形(do you~ など)
「How many pencils do you have?」の答え方

次に「how many」で数を聞かれた時の答え方について説明します。
まずLesson8を読んで名詞の複数形について思い出してください。
「How many ~?」と聞かれたら、数字で答えるのが基本です。
How many pencils do you have?(あなたは鉛筆を何本持っていますか)
I have three pencils.(私は鉛筆を3本持っています)
鉛筆を何本持っているのかを聞かれているので、数字で答えます。
例えば3本持っているのなら「three」。
そして、「pencil」を複数形にして「pencils」にします。

Lesson8で練習した内容がそのまま使えるんですね!
これならすぐに答えられそうです!

そうですね。
実際の会話ではもっとシンプルに短く答えることも多いです。
たとえば:
Three.
Three pencils.
I have three.
このように、状況によって柔軟に返答できます。

もし、持っている鉛筆が1本だけだったら、どういう答え方になるんですか?

その場合はこう言えばOKです。
I have one pencil.(鉛筆を1本持っています)
I have a pencil. でも意味は同じですが、数を聞かれた場面では 「one」 の方が親切でハッキリ伝わります。
「How many」で聞かれた時の数字を使った答え方

数のたずね方と答え方がわかったところで、いろいろなパターンを練習してみましょう。
How many apples do you have?(あなたはリンゴを何個もっていますか)
I have five.(5個持っています)
How many eggs do you eat?(あなたたちは玉子を何個食べますか)
We eat seven eggs.(私たちは玉子を7個食べます)
How many dogs do you have?(あなたは犬を何匹飼っていますか)
I have two dogs.(私は犬を2匹飼っています)
まずは、新しく出てきた単語の意味を見てみましょう。
「apple」は「リンゴ」という意味の名詞です。
「egg」は「玉子」という意味の名詞です。
どちらも食べ物を表す基本的な単語なので、よく覚えておいてください。
「dog」は「犬」という意味の名詞です。

3つ目の例文では、犬の数を聞いているのに使われている動詞は「have」ですね。
「have」は「持っている」という意味なので、「犬」に対して使うのは変じゃないんですか?

日本語では不自然に聞こえるかもしれませんが、英語の「have」は動物や人、人間関係、感情などにも使えるんです。
ペットに対しての「have」は、「飼っている」という意味で理解すればOKです。
「How many people?」は超実用的!
次の例を見てみましょう。
How many people?(何名ですか)
There are three people.(3名です)
最後の例文は「How many people?」だけで主語も動詞もありません。
これは「How many people are there?」などを略した文だと考えられます。
※文脈や状況によって「are there」以外のものが略されている場合もあります。

海外旅行中にカフェやレストランなどに行って「How many people?」と最初に店員さんに聞かれたことはありませんか?
とてもよく使われる人数をたずねるカジュアルな表現です。
「How many」で他にもこんな表現が!
「How many」の後にいろいろな数えられる名詞を付ければ、さまざまなことを聞くことができます。
✅How many days? (何日ですか?)
✅How many minutes? (何分ですか?)
✅How many times? (何回ですか?)
「How many」の後ろに「days」を付ければ「日数」、「minutes」を付ければ「分数」、「times」を付ければ「回数」など、いろいろな数をたずねることができますよ。
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「How many」で聞かれた時の数字以外の答え方

数をたずねられた時、はっきり数字で答えられるとは限りません。
たとえば…
・多すぎて正確に数えられないとき
・数は覚えてないけど「いくつかはある」ことは伝えたいとき
そんなときに便利なのが、以下のような表現です。
I have some apples.(私はリンゴをいくつか持っています)
I want many potatoes.(私はたくさんのジャガイモが欲しいです)
We have a lot of books.(私たちはたくさんの本を持っています)
「some」は「いくつかの」という意味の形容詞です。
「potato」は「ジャガイモ」という意味の名詞です。
複数形は語尾に「es」を付けて「potatoes」になります。
複数形を作るときに語尾に「es」が付くものは、Lesson8で説明したもの以外にもあります。
少しずつ覚えてくださいね。
「a lot of」は「たくさんの」という意味の熟語です。日常会話でもとてもよく使います。

確か「how many」の「many」も「たくさんの」という意味でしたよね。
ということは「many」と「a lot of」は同じってこと?
「many」と「a lot of」の違いは?
「many」と「a lot of」はどちらも「たくさんの」という意味ですが、以下のような違いがあります。
「many」と「a lot of」は、どちらも「たくさんの」という意味があります。
一般的には「a lot of」の方が日常会話などで使われるカジュアルな表現なのに対し、「many」の方はややフォーマルな表現です。
使い方の違いは
「many」…数えられる名詞に使う
「a lot of」…数えられる名詞、数えられない名詞のどちらにも使うことができる

英語には数えられる名詞(可算名詞)と数えられない名詞(不可算名詞)があります。
「many」は数えられる名詞にしか使えないのに対し、
「a lot of」はどちらにも使えるという違いがあるということを覚えておいてください。
今日のまとめ「How many pencils do you have?」


今日のレッスンでは数のたずね方とその答え方の練習をしました。
何個持っているのかなど、数をたずねる時は、
「How many + 名詞の複数形 ~ ?」という表現を使うので、このまま覚えておいてください。
答える時は、具体的な数字以外に
「some」「many」「a lot of」などを使います。
「many」「a lot of」は似たような意味ですが、「many」は数えられる名詞にしか使えないので注意が必要です。