
こんにちは!
今日も中学英語の復習をがんばりましょうね。
「keep in touch」というフレーズを聞いたことがありますか?
英語の映画やドラマ、さらには乃木坂46の楽曲タイトルにも登場するこの表現の意味は、わかるようでわからない…という人も多いと思います。
しかも同じような表現に「stay in touch」もあり、どう違うのか気になる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、「keep in touch」の意味や使い方を解説し、「stay in touch」との違いや、その他の言い換え表現、さらにビジネスシーンでの具体的な例文も紹介します。

「キープ イン タッチ」ですか?
聞いたことあるような…。
単語は簡単でも意味はわからないですね。
自分にぴったりのオンライン英会話を見つけたい方はこちら⇩
「keep in touch」の意味
それでは「keep in touch」の意味について見てみましょう。
・keep in touch
連絡を取り続ける
「keep」は「~し続ける」「保つ」などの意味を持つ動詞です。
「touch」は「触れる」などいろいろな意味がありますが、
「in touch」になると「~と連絡を取っている」状態を表します。

つまり「keep in touch」で「連絡を取り続ける」という意味。

「keep in touch」は会話の中ではどんな形で使われるんですか?
Let’s keep in touch.(連絡とり合おうね)
Please keep in touch after graduation.(卒業後も連絡してください)

「Keep in touch.」は命令文の形をしていますが、友人や家族ならこのままの形で使っても大丈夫です。
「Please」や「Let’s」を文頭に付けることで丁寧な感じになりますね。
「keep in touch」は、しばらく会えなくなるときや別れ際に「また連絡しようね」という意味でよく使われます。
「keep in touch」と「stay in touch」の違いは?その他の言い換え表現

「keep in touch」と「stay in touch」は、どちらも「連絡を取り続ける」という意味です。
ほぼ同じように使うことができますが、ニュアンスに若干の違いがあります。
「keep in touch」と「stay in touch」の違い

2つの表現の違いは、「keep in touch」の方が「stay in touch」よりややカジュアルだということ。

フォーマルかカジュアルかの違いなんですね。
それ以外の違いは、
「keep in touch」は、「これから連絡を取り続けよう」というニュアンスで、別れ際やしばらく会えなくなりそうなときなどに使います。
「stay in touch」は、「今までと同じように連絡を取り続けよう」という長期間の関係維持を意識した表現です。

ニュアンスもそれほど違いがないんですね?
この二つのフレーズは、ほとんど同じ意味で使われています。
日常会話では、どちらを使っても相手に意味は伝わりますし、あえてニュアンスまで考えて使いわける必要はないでしょう。
「keep in touch」の言い換え
「keep in touch」と同じような意味の表現は「stay in touch」だけではありません。
🔴stay connected
「connected」は「結びついた」「関連した」などの意味の形容詞です。
つまり「stay connected」で「つながりを保ったままでいよう」という意味になります。
🔴keep in contact

これは「keep in touch」の「touch」の部分が「contact」になってるんですね。
「contact」は「接触」や「連絡」などの意味の名詞です。
なので「keep in touch」とほぼ同じような意味になります。
🔴drop me a line
「drop」には「落ちる」「落とす」などの意味のほかに「手紙を書き送る」という意味があります。

今なら「手紙」以外に「メール」や「SNS」なども含まれそうですね。
「line」は「短い手紙、メッセージ」という意味があります。

友だちと連絡を取り合ってる「LINE」もメッセージという意味があるんですね!
「drop me a line」は「私に短い手紙を送って」➡「連絡してね」という意味になります。
「keep in touch」ビジネスシーンでの例文
「keep in touch」はビジネスシーンでもよく使われます。

取引先や同僚との関係を維持したいときになどに使えそうですね。
Please keep in touch with our support team.(今後も当社のサポートチームと連絡を取り続けてください)
Thank you for your time today. Please keep in touch for future updates.(今日はおお時間をいただきありがとうございます。今後の最新情報のために引き続きよろしくお願いいたします)
「future」は「未来の」という意味の形容詞。
「update」は「アップデート」「最新情報」という意味の名詞です。
「~と連絡を取り続ける」という場合は「with」を使います。

I’ll keep in touch with you.(あなたと連絡を取り続けます)のような使い方ですね。
例文の日本語訳はビジネスシーンで違和感のないよう意訳していますが、だいたいの意味は理解できると思います。
今日のまとめ「keep in touch」


「keep in touch」は「連絡を取り続ける」という意味で、別れ際に使われることが多い表現です。
「stay in touch」は「keep in touch」多少ニュアンスの違いはありますが、ほぼ同じ意味で使われています。
他にも「stay connected」「drop me a line」などの言い換え表現があり、いずれも連絡を取るという意味です。
ビジネスシーンでも「keep in touch」はよく使われますが、状況や相手によって「Please」を付けるなどの工夫は必要かもしれません。
ぜひこのフレーズを覚えて、英会話やビジネスで活用してみましょう!