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英語スラング【tie the knot】の意味と使い方は?類義語や由来も例文で解説!

スラング

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satomi
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こんにちは!

今日も中学英語の復習をがんばりましょうね。
結婚を意味する英語表現はいくつかありますが、その中の一つが「tie the knot」です。
この表現は口語的でスラングのようにも使われながら、結婚を示す正式な意味を持つため、幅広いシチュエーションで使われます。
今回は、英語スラング「tie the knot」の意味や由来を探り、使い方や類義語についても文法的に解説します。

「タイ ザ ??」
最後の「knot」っていう単語は、どう発音するんですか?

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「knot」は「ノット」と発音します!
「tie the knot」で「タイ ザ ノット」。
この「knot」の発音についても解説していきますね!

   

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「tie the knot」の意味

では「tie the knot」の意味を見てみましょう。

・tie the knot

結婚する

「tie the knot」は、「結婚する」という意味を持つ口語表現です。

「tie」は「ひもなどを結ぶ」という意味の動詞です。

「knot」は「結び目」という意味の名詞です。

「tie the knot」を直訳すると「結び目を結ぶ」となります。

「結び目を結ぶ」というフレーズがどうして「結婚する」という意味になるんですか?

これはひもを結ぶことで、新郎新婦がひとつになることを象徴していると考えられています。

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日本語でも「結婚」の「結」は「むすぶ」という漢字ですよね。
結婚することを「結ばれる」とも言いますし。

このフレーズはスラングとして日常的に使われますが、フォーマルな場面でも問題なく使えます。

「tie the knot」の由来

「tie the knot」という表現の由来は、実は諸説あります。

satomi
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「Hand fasting」って聞いたことありますか?

「ハンドファスティング」ですか…?
聞いたことないですね。

「Hand fasting」とは結婚式で指輪を交換する際、新郎新婦が手をつなぎ、その二人の手をリボンや紐で結びつける儀式のことです。

「ファスティング」って「断食」の意味じゃないんですか?

satomi
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実は「fast」という単語にはとても多くの意味があって、「断食する」というのもその一つ。
それ以外にも「しっかり結び付けた」という意味で使われることもあるんです。

「Hand Fasting」により、夫婦が結ばれたという象徴が生まれ、「tie the knot」が「結婚する」という意味で使われるようになったという考え方が主流のようです。

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もう一つの由来も紹介しますね。

昔のベッドは木の板や金属のスプリングが使われていなかったため、紐などでベッドを支えていたそうです。

結婚した夫婦のベッドを紐をしっかりと結ぶことで整えたことから、「tie the knot」というフレーズが結婚することを意味するようになったと考えられています。

どっちの説もありそうですね。

「tie the knot」の使い方を例文で解説

次に「tie the knot」を使った例文をいくつか紹介します。

They decided to tie the knot after dating for two months.(2ヶ月の交際の末、結婚を決めた)

When are you planning to tie the knot? (結婚の予定はいつですか)

We finally tied the knot.(私たちはついに結婚しました)

「decide」は「決意する」という意味の動詞です。

「date」は「デートする」「付き合う」という意味の動詞です。

「plan」は「計画を立てる」という意味の動詞です。

「finally」は「ついに」「とうとう」という意味の副詞です。

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「When are you planning to tie the knot?」はよく使われる表現です。
婚約中の二人なら、結婚の予定を聞いても失礼になりませんよね。

プロポーズに「tie the knot」は使えますか?

satomi
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プロポーズですか?
おそらく使わないでしょうね。

「tie the knot」は結婚を話題にしたりする場合に使う比喩的な表現で、プロポーズでは使うのは一般的ではありません。

じゃあ英語でプロポーズするときは、なんていうんですか?

それは次の章で、類義語とともに見て行きましょう。

「tie the knot」言い換えられる?

続いて「tie the knot」の類義語を見て行きましょう。

「tie the knot」の類義語① get married

「get married」は「結婚する」という意味の一般的な表現の一つです。

Nancy got married to Steve last year.

ナンシーは昨年スティーブと結婚しました

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「get married」は結婚する相手(例文の場合はSteve)の前に「to」が必要です。

「get married to 〇〇」の形で覚えておくといいでしょう。

「tie the knot」より「get married」の方がフォーマルで、広く一般的に通用する表現です。

「tie the knot」の類義語② marry

「marry」は「結婚する」という意味の動詞で、「get married」と同じく一般的によく使われています。

Will you marry me?

結婚してくれますか

あ、プロポーズをするには「marry」を使うんですね?

satomi
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そうです。
「Will you marry me?」はプロポーズの言葉の定番中の定番です!

「get married」は結婚する相手の前に「to」が必要でしたが、「marry」には必要ありません。

だから「marry me」で、「me」の前に「to」が付いていないんですね!

「tie the knot」の類義語③ walk down the aisle

「walk down the aisle」はそのまま「バージンロードを歩く」という意味です。

バージンロードを歩くということは「育ててくれた家族の手を離れて新たな家庭を築く」という象徴的な儀式の一つです。

I will walk down the aisle next month.

来月バージンロードを歩きます(=結婚します)

「aisle」は「通路」という意味のほか「バージンロード」の意味もある名詞です。

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「walk down the aisle」はちょっと比ゆ的な表現で難しいですね。

「aisle」はなんて発音するんですか?

「aisle」は「アイル」と発音します。

「s」は発音しません。

発音しないアルファベット

英単語の中には、発音しないアルファベットがあるのを知っていますか?

実はこの記事の中にも発音しないアルファベットを含む単語が出てきています。

「knot」と「aisle」ですね?

satomi
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そうです。
そしてこれらの発音しないアルファベットは「サイレントレター(silent letter)」と呼ばれています。

なぜサイレントレターが存在するのか?理由はいろいろあるようです。

・長年発音されているうちに、言いやすい方に発音が変化したから

・フランス語などの外来語にもともと発音しないアルファベットが含まれていたから

などが考えられます。

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サイレントレターの中でも覚えておいてほしいのが「kn」から始まる単語です。

knot」のように「kn」から始まる単語は「k」がサイレントレターになります。

たしかに!
know(知っている)」も「k」を発音しませんね。

ほかにも「knit(編む)」「kneel(ひざまずく)」「knife(ナイフ)」なども同じです。

今日のまとめ

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「tie the knot」は、日常会話やフォーマルな場面でも使える「結婚する」を意味する英語のイディオムです。
カジュアルな口語表現として用いられることも多く、「スラング」と位置付けられる場合もあります。

その由来は諸説ありますが、新郎新婦の手を紐で結ぶという古代の結婚儀式にあるという考え方が一般的です。

ただ、プロポーズの時にはあまり使われないので、定番の「Will you marry me?」を覚えておいてくださいね。

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