こんにちは。
今日も中学英語の復習、がんばりましょうね!
このレッスンでは「May I speak to 〇〇?」という英語の表現を基本にし、例文といっしょに意味や使い方の説明をします。
「May I speak to 〇〇?」は電話で会話するときに使うお決まりの表現なんですよ!
「May I speak to 〇〇?」ですか。
電話で会話するときに使う表現なんですね!
さっそく覚えて使いたいです。
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「May I speak to 〇〇?」の意味
では「May I speak to 〇〇?」の意味について説明します。
・May I speak to 〇〇?
〇〇さんはいらっしゃいますか
「may」は「~してもよい」という意味の助動詞です。
「may」はいろいろな意味で使われますが、「May I ~」の形で「許可」の意味を表します。
たとえば
「May I smoke?」で「タバコを吸っていいですか」
「May I eat this chocolate?」で「このチョコレートを食べてもいいですか」
というように許可を求める文になります。
あれ?確か「許可」って「can」のレッスンの時も出てきましたよね?
よく覚えてましたね!
「May I speak to 〇〇?」は「Can I speak to 〇〇?」と同じような意味を表します。
電話での会話はどちらを使っても問題ありません。
「can」の基本的な意味や「許可」を求める使い方については、Lesson22を参照してください。
「May I speak to 〇〇?」は直訳すると「〇〇さんと話してもいいですか?」となりますね。
しかし、これは電話での会話なので、「〇〇さんはいらっしゃいますか?」「〇〇さんをお願いします」などと意訳するのがいいでしょう。
「May I speak to 〇〇?」の答え方
「May I speak to 〇〇?」と言われたらどう答えればいいのでしょうか。
May I speak to Mr. Yamamoto, please?(山本さんはいらっしゃいますか)
Hold on, please.(お待ちください)
「hold on」は「(電話を)切らずに待つ」という意味の熟語です。
「May I speak to 〇〇?」は後ろに「please」を付けて「May I speak to 〇〇, please?」という形でもよく使われます。
「please」がある方がよりていねいな印象になります。
電話に出た人が山本さん本人だった場合とか、外出していてその場にいない場合とかはどういえばいいんですか?
This is Yamamoto(speaking).(私が山本です)
I’m sorry, Mr. Yamamoto is out at the moment.(すみません、山本はただ今外出しております)
「out」は「外出して」という意味の形容詞です。
「be out」の形で覚えておきましょう。
「at the moment」は「今、現在」「ただ今は」という意味の熟語です。
「This is Yamamoto(speaking).」の場合は「speaking」は言っても言わなくてもいいんですね?
そうですね。
逆に「Speaking.」だけでもかまいませんよ。
また「Mr. Yamamoto is out …」の文では「Mr. yamamoto」を「he」に置き換えてもかまいません。
電話で使うその他の表現
日本語で電話するときに
「もしもし」っていうじゃないですか。
英語ではどういえばいいんですか?
日本語の「もしもし」は「Hello」を使います。
最初に自分の名前を名乗るときは、「This is Satoshi.」のように「This is」の後ろに名前を入れます。
電話で話したい相手が不在でメッセージを残したいときは「Can I leave a message?」といいます。
「leave」は「残す」などの意味がある動詞です。
「message」は「メッセージ」「伝言」という意味の名詞です。
「call back」は「電話をかけなおす」「折り返し電話する」という意味の熟語です。
なるほど。
電話での会話は、こういう表現を覚えておけばいいんですね!
練習してみよう
では、「May I speak to 〇〇?」を使って練習問題を解いてみましょう。
ヒントです!
「少々お待ちください」は「Hold on, please」以外にもいろいろな表現が考えられます。
ここでは、( )の中に「瞬間」「一瞬」という意味の単語を入れてください。
「瞬間」ですか?難しすぎる…。
1番はわかりますよ。
「(May)(I)speak(to)Haruka?」
2番は「Just a( ), please.」
「一瞬」ってなんていうのかな??
1番は正解です!
2番は、いきなりでは難しいですよね。
「一瞬」は「moment」という単語を使ってください。
「モーメント」って日本語でも言いますよね。
わかりました!
「Just a(moment), please.」
「Just a moment.」は電話に限らず、少し待ってもらいたいときに使うフレーズです。
ではヒントです。
松井さんは男性だということで文を作ってください。
「申し訳ありません」は「I’m sorry」を使いましょう。
二回目に出てくる「松井」は人称代名詞にしましょう。
挑戦してみますね。
1番は「Hello, this is Otani speaking. May I speak to Matsui, please?」
2番は「I’m sorry, he is out at the moment.」
かなりいいですね!
1番は松井さんの前に「Mr.」を付けてください。
2番は正解です。
「May I speak to Mr. Matsui, please?」ですね!
今日のまとめ
今日のレッスンでは「May I speak to 〇〇?」について説明しました。
「May I speak to 〇〇?」は電話をかけた時に使うフレーズで、
「〇〇さんいらっしゃいますか?」
「〇〇さんお願いします」
などの意味で使います。
その他にも、電話でよく使う表現がいろいろあります。
「Hello.」
「This is 〇〇 speaking.」
などは電話会話の基本中の基本としてぜひ覚えておいてくださいね!