
野球中継でよく耳にする「ダグアウト」。
「ダッグアウト」とも表記されますが、監督やコーチ、選手などが待機している場所のことです。
英語では「dugout」と綴りますが、どのような意味があるのでしょうか。
この記事では
・ダグアウトの意味
・ベンチとの違い
・英語「dugout」の語源や使い方
などについてわかりやすく解説します!
「ダグアウト」とは?野球での意味をかんたん解説
野球のダグアウト(ダッグアウト)とは、
選手や監督・コーチなどが試合中に待機する場所
のことです。
一般的な野球場では、それぞれのチームごとに一塁側と三塁側に1か所ずつ設けられています。
ダグアウトは、グラウンドより低い位置に設けられていることもありますが、これは、観客の視界を妨げにくくするなどの利点があるためです。
ただし、球場によって構造は異なります。
また、日本語では「ダッグアウト」と表記されることもあります。
「ダグアウト」と「ベンチ」の違いとは?
野球用語の「ダグアウト」と「ベンチ」は、どちらも同じような意味で使われることもありますが、厳密には意味合いが異なります。
ダグアウトは選手や首脳陣が待機する場所全体を指す言葉です。
一方ベンチは本来、腰掛けるための長椅子を指しますが、野球ではダグアウトと同じく待機場所の意味でも使われています。
そして野球用語のベンチには、もう一つ別の意味もあるんです。
それは
・監督やコーチなどの首脳陣
・首脳陣の判断や采配
を指すこともあります。

有名なのが、元阪神タイガースの投手・江本孟紀さんのエピソードです。
江本さんは1981年、「ベンチがアホやから野球がでけへん」という発言をしました。
そしてそのままグラウンドに戻ることなく現役引退。
この発言でいう「ベンチ」は、選手が座る長椅子そのものではありません。
監督など、試合の采配を担う首脳陣を指しています。

なるほど。
野球では「ベンチ」が場所だけでなく、チームの首脳陣やその判断を表すこともあるんですね。
英語「dugout」の意味と語源
英語の「dugout」は、野球の控え場所だけを意味する言葉ではありません。
辞書では、主に次のような意味が紹介されています。
・野球のダグアウト、控え場所
・地面を掘って作った避難所や地下壕
・丸太の中をくり抜いて作った小舟
これらに共通するのは、掘ったりくり抜いたりして作った場所や物というイメージです。
英語の dugout は、dig(掘る)の過去形・過去分詞形である dug と、out が組み合わさった言葉です。
out という単語には「外へ」というイメージがあり、dig out という句動詞では「掘って外に出す」「掘り出す」という意味になります。

野球の dugout も、地面より低い位置に掘ったように作られることが多いため、この名前で呼ばれるようになったと考えられます。
英語の「dugout」を使った例文
それでは、dugout を使った英文を見てみましょう。
The manager is in the dugout.(監督はダグアウトにいます。)
The players came out of the dugout.(選手たちはダグアウトから出てきました。)
He returned to the dugout.(彼はダグアウトに戻りました。)
「manager」は「監督」、in は「~の中に」という意味です。
「come out of ~」は「~から出てくる」という意味です。
「return to ~」は「~に戻る」という意味です。

3つ目の例文は、打席や守備を終えた選手がダウアウトに戻る場面なんかで使えそうですね!
dugout は、野球のニュースや実況中継でも登場する単語です。
意味を知っておくと、英語で野球について書かれた記事も理解しやすくなります。
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今日のまとめ

今回は、「ダグアウト」の意味やベンチとの違い、英語「dugout」の語源や使い方を解説しました。
・ダグアウトは、監督・コーチや控え選手などが待機する場所
・「ダッグアウト」と表記されることもある
・ベンチは本来、長椅子を指すが、野球では首脳陣やその采配を指すこともある
・英語の「dugout」は dig(掘る)の過去形・過去分詞形 dug と out が組み合わさった言葉
野球中継で「ダグアウト」という言葉を聞いたら、今回学んだ英語の意味も思い出してみてくださいね。
