
こんにちは!
英語フレーズ 「safe and sound」 の意味を知っていますか?
映画や歌のタイトル、日常会話などでよく使われる表現です。
直訳すると「安全と音」になりそうですが、実は「無事に」「安全に」といった意味で使われます。
Taylor Swift(テイラースウィフト)や 氷室京介 さんの曲にも登場していて、英語を学ぶ人には親しみやすい表現の一つです。
この記事では、「safe and sound」の意味や文法的な解説、例文での使い方、そして楽曲の中ではどのように使われているのかを見ていきます。

「セーフ アンド サウンド」ですか。
確かに「sound」の意味がピンと来ない感じですね。

「safe」の発音記号を見ると「séɪf」となっています。
カタカナで表記すると「セーフ」じゃなくて「セイフ」の方が近いですね。
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「safe and sound」の意味
まずは「safe and sound」の意味から見てみましょう。
・safe and sound
無事に/安全に
「safe and sound」を和訳すると「無事に」「安全に」となります。

事故やトラブルに巻き込まれず、「元気に、安全な状態でいること」を意味する英語表現です。
「safe」は「安全な」「無事な」という意味の形容詞です。
「sound」は名詞では「音」ですが、ここでは「無事な」「健全な」という意味の形容詞として使われています。

「safe」と「sound」は実は同じような意味なんですね!
「safe and soud」は、文の最後や動詞の後ろに置かれることが一般的です。
・He came back safe and sound.(彼は無事に帰ってきた)

これだと文の最後に置かれているんですね。
「safe and sound」の使い方を例文で解説
では「safe and soud」の使い方を例文で確認してみましょう。
We got home safe and sound.(私たちは無事に家に帰ってきた)
After the storm, everyone was safe and sound.(嵐のあと、みんなは無事だった)
The lost cat returned home safe and sound.(迷子のネコが何事もなくに家に戻ってきた)
「storm」は「嵐」という意味の名詞です。
「lost」は「迷子の」という意味の形容詞です。
「return」は「戻る」という意味の動詞です。

例文でも文の最後に置かれていますね。

それから「safe and soud」は、「帰る」「見つかる」「届ける」など、安全が確認できる動作と一緒によく使われます。
Taylor Swift「Safe & Sound」・氷室京介「SAFE AND SOUND」の歌詞を解説
「safe and soud」がタイトルや歌詞に含まれる楽曲はたくさんありますが、ここではTaylor Swift「Safe & Sound」と氷室京介「SAFE AND SOUND」について解説します。
Taylor Swift「Safe & Sound」
Taylor Swiftの「Safe & Sound」は、映画『ハンガー・ゲーム』の主題歌としても知られています。
歌詞の中では、安心感・守られていること を伝えるために「safe and sound」が使われています。
Just close your eyes
The sun is going down
You’ll be safe and sound
Taylor Swift「Safe & Sound」より一部抜粋
この部分を和訳してみると
ただ目を閉じて
太陽が沈んでいく
あなたは 無事でいられるから
静かで少し切ない曲調の中に、「あなたは無事だから(安心して)」というメッセージが込められています。
氷室京介「SAFE AND SOUND」
邦楽アーティスト・氷室京介さんにも「SAFE AND SOUND」というタイトルの楽曲があります。
この曲はこんな歌詞から始まります。
And all my hopes and dreams-aren’t for anyone
I keep them safe and soud
氷室京介「SAFE AND SOUND」より一部抜粋
和訳したものが以下です。
そして僕の全ての希望と夢は、誰のためでもない
僕はそれらを大切にしまっておくんだ

「希望と夢」を安全な状態でキープしておく。
つまり「希望と夢」を捨てたりせず持ち続けていくということを歌っているんですね。
「safe and sound」は言い換えられる?
「safe and sound」と似たような意味を持つ英語表現はいくつか考えられます。
✅okay/all right
「okay(オーケー)/ all right(オーライ)」は、「大丈夫」「問題ない」という意味のカジュアルな表現です。

これなら英語が苦手な僕でもわかります!
・Are you okay? (大丈夫?)
などと日常的に使われています。
✅unhurt
unhurt (アンハート)は、「傷つく」という意味の「hurt」に否定の意味を表す接頭辞「un」をつけたもの。

つまり「un」を単語の頭に付けることで否定の意味になるんです。
「けがをしていない」「無事である」などと和訳できますね。
・He fell, but he’s unhurt. (彼は転んだけど無事だった)
「fell」は「転ぶ」という意味の「fall」の過去形です。
✅undamaged
undamaged(アンダメージド)にも接頭辞「un」が付いています。
意味は「ダメージを受けていない」「壊れていない」となります。
物に対してよく使います。
・The car is undamaged. (その車は大丈夫です)
今日のまとめ「safe and sound」


「safe and sound」 は「無事に」「安全に」という意味の英語表現です。
safe(安全な)+ sound(健全な) の組み合わせで、体も心も無事というニュアンスがあります。
日常英会話でも使われる便利なフレーズなので覚えておくといいでしょう。
「safe and sound」はリズムもいいので、Taylor Swiftや氷室京介の楽曲にもタイトルや歌詞として使われていますね。
類似表現も多く、「OK」「all right」などは簡単なので一緒に覚えておきましょう。