こんにちは。
今日も中学英語の復習をがんばりましょう。
お店に入ると、店員さんから「May I help you?」と言われることがあります。
このフレーズは、日本語では「いらっしゃいませ」と訳されることが多いのですが、なぜだかわかりますか?
この記事では、「May I help you?」の意味や使い方、適切な答えの返し方について解説していきます。
「May I help you?(メイアイヘルプユー)」の意味ですか?
外国で買い物に行くと店員さんから言われますよね。
でも確かになぜ「いらっしゃいませ」って訳すんでしょうか?
同じく「may」を使った表現「May I speak to 〇〇?」に関してはこちら⇩ ⇩
「May I help you?」の意味
それでは「May I help you?」の意味を見てみましょう。
・May I help you?
いらっしゃいませ
「may」はLesson43で見たように助動詞で、「May I ~」は「許可」を求める時に使います。
「May I help you?(メイアイヘルプユー)」を直訳すると「あなたをお手伝いしてもいいでしょうか」という感じですね。
「あなたをお手伝いしてもいいでしょうか」では日本語として変なので、「何かお手伝いはありますか」ぐらいが自然な感じに聞こえます。
「何かお手伝いはありますか」が、なぜ「いらっしゃいませ」になるんですか?
日本ではお店に入ってきたお客さんに向かっての第一声は「いらっしゃいませ」ですよね。
英語圏のお店ではまず最初に「May I help you?」というので、日本語に訳す場合は「いらっしゃいませ」が妥当だと考えられています。
ただし、「May I help you?」は疑問文です。
「いらっしゃいませ」と言われても何も答える必要はありませんが、「May I help you?」と聞かれているのに黙っているのはおかしいですよね。
「May I help you?」の答え方
「May I help you?」と店員さんに聞かれた場合の返事の返し方はいくつかあります。
店員さんに手伝ってもらいたい場合の返事
Yes, please. (はい、お願いします。)
Yes, I’m looking for 〇〇.(はい、〇〇を探しています。)
「look for ~」は「~を探す」という意味の熟語です。
「Yes, I am looking for a medium size t-shirt.」(MサイズのTシャツを探しています)のようにも応用できますね!
手伝いが必要ない場合の返事
No, thank you. (いいえ、結構です)
I’m just looking. (見ているだけです)
「just」は「ただ」「まあちょっと」などの意味の副詞です。
2つの例文を続けて
「No, thanks. I’m just looking.」(大丈夫です。ただ見てるだけなので。)
という言い方もできますね!
買いたいものが決まっている場合の返事
I’ll have a hamberger, please.(ハンバーガーを一つお願いします)
I would like that red bag.(あの赤いバッグが欲しいのですが)
具体的に欲しいものの名前を言ったり、指をさして「あのバッグ」「そのワンピース」などと言ってもいいですね。
外国旅行に行く前に覚えておくと、お店でのコミュニケーションがスムーズになりそうですね。
「Can I help you?」と「May I help you?」の違いは?
「Can I help you?(キャナイヘルプユー)」は「May I help you?」とほぼ同じ意味で使うこことができます。
確かに外国のお店で
「Can I help you?」と聞かれたことがありますね!
「may」も「can」もどちらも助動詞で「May I ~」「Can I ~」は相手に許可を求める形です。
そのため、「May I help you?」「Can I help you?」は「お手伝いできますか?」という意味合いになります。
どちらも「いらっしゃいませ」と和訳されることが多いですね。
ではどこが違うのかというと、丁寧さの度合いです。
「May」は丁寧でフォーマルな表現、「Can」はややカジュアルな表現です。
ということは、高級でフォーマルなお店だと「May I help you?」で、若い人に人気のカジュアルなお店だと「Can I help you?」が使われる感じですか?
はっきりとした線引きは難しいですが、だいたいそんな感じでいいと思いますよ。
買い物でよく耳にする「May I help you?」以外の表現
次に外国でショッピングするときに覚えておきたい表現を見てみましょう。
お店でよく使われる表現には他にもたくさんあります。
Would you like 〇〇? (〇〇はいかがですか?)
Which would you like? (どちらがよろしいですか?)
For here or to go? (こちらでお召し上がりですか、それともお持ち帰りですか?)
How can I assist you? (どのようにお手伝いできますか?)
これらは「May I help you?」と同じように、お客さんを手助けをするための表現です。
これらの表現を知っておくと、お店での会話がよりスムーズになります。
自分にぴったりのオンライン英会話を見つけたい方はこちら⇩
今日のまとめ
今回は「May I help you?」の意味や「Can I help you?」との違い、答えの返し方などについて説明しました。
「May I help you?」は非常に丁寧な表現であり、「いらっしゃいませ」と訳される理由も理解できたと思います。
ただ、お店に入ると「Hello」とか「Good morning」などと最初に声をかけられる場合も多いので、こちらの方が日本語の「いらっしゃいませ」に近い感じもします。
いずれにしても外国で買い物をする際には、今日学んだ英語表現をどんどん使ってみてくださいね。