こんにちは。
今日も中学英語の復習をがんばりましょうね。
さて、今日は「Did you have a good time?」という英語の例文を使い、過去形の疑問文の意味や作り方、答え方などについて説明します。
過去形の疑問文ですか。
意味はわかるけど、作り方はちょっと難しそうですね。
答えの返し方も今まで習ってきた形とは違うのかな?
とりあえず前回のLesson28で過去形の復習をしておきます!
「Did you have a good time?」の意味
ではまず、「Did you have a good time?」の意味について見てみましょう。
・Did you have a good time?
(ディッドゥ・ユー・ハヴ・ア・グッド・タイム)
楽しかったですか
「did」は「do」の過去形です。
「have a good time」は「楽しい時間を過ごす」という意味の熟語です。
この熟語はこのまま覚えてしまいましょう。
「time」は数えられない名詞なので、冠詞「a」が付くのは変だと思いませんか?
この冠詞の問題は日本人にはとても理解しづらいものですよね。
そこで今回は理屈ではなく「time」に「good」「great」などの形容詞が付いている場合は「a」が必要になる!と覚えるようにしてください。
「have a good time」は直訳すると「良い時間を持つ」ですが、「楽しい時間を過ごす」という風に意訳すればいいんですね!
「have a good time」はとても便利な表現で、いろいろ応用できるんですよ!
たとえば「Did you have」はそのままで、
「good」を「great」や「nice」などに言い換えてもかまいません。
「time」を「day」や「weekend」などにした言い換えた表現もあります。
別れ際のあいさつで
「Have a nice weekend.」
などというのを聞いたことはありませんか?
あります!
「良い週末を(お過ごしください)」
という感じの意味ですよね?
「Have a nice weekend.」
と言われた時、決まった答えの返し方はありますか?
「Thank you.」(ありがとう)
と答えてください。余裕があればそのあと
「You too.」(あなたもね)
と付け加えればいいでしょう。
「Did you have a good time?」は過去形の疑問文なので、イベントやパーティーなどから帰ってきた人に「楽しかった?」と聞く時に使います。
過去形の疑問文の作り方
一般動詞の疑問文は、「do」から始まるというのを覚えていますか?
上の英文は「play」という一般動詞が使われているのがわかりますね。
それを疑問文にするには、文頭に「do」を置いて最後にクエスチョンマークを付けます。
「played」という過去形の動詞が使われた英文を疑問文にする場合は、「do」の過去形「did」を文頭に持ってきます。
あれ?
「Did you play the guitar?」という文では、「played」が「play」という形に戻ってますね。
いいところに気付きましたね。
「Did」がもうすでに過去の意味を表しているので、「played」は原形の「play」という形になります。
つまり過去形の疑問文は、文頭に「did」を置いて、過去形の一般動詞を原形にするだけでできるということです。
時々、「good」の過去形は何ですかという質問を受けます。
ここで使っている「good」は「良い」という意味の形容詞ですので、過去形にはなりません。
「I have a good time.」は
「I had a good time.」のように、動詞の部分を過去にすることで、過去の意味をあらわすことができます。
「Did you have a good time?」の答え方
次に過去形の疑問に対する答えの返し方について見てみましょう。
Did you have a good time?
Yes, I did./No, I didn’t.(はい、楽しかったです/いいえ、楽しくなかったです)
「did」は「do」の過去形なので、「do」で始まる疑問文と答え方は同じです。
「yes」「no」で答えますが、時制が過去なので、「I」の後ろは「did」が来ます。
「Did you have a good day?」とかでも答え方は同じく「yes」「no」を使えばいいんですよね?
「time」の部分が「day」や「weekend」になっても、「did」から始まる過去形の疑問文なので、答えの返し方は同じです。
一般動詞の疑問文の作り方や答え方は、Lesson4を参照してくださいね。
「Yes, I did.」や「No, I didn’t」と言いっぱなしだとぶっきらぼうに聞こえるかもしれないので、あと一言付け加えてもいいと思います。
たとえば
Yes, I did. I enjoyed playing tennis very much.(はい。テニスはとても楽しかったです)
No, I didn’t. I made a mistake in the exam.(いいえ。試験でミスをしてしまったんです)
「enjoy」は「楽しむ」という意味の動詞です。
「didn’t」は「did not」を短くした形です。
「made」は「make」の過去形。
「make a mistake」で「ミスをする」という意味になります。
何が楽しかったのか、楽しくなかったのか、その理由も言う方がていねいな印象になりますね!
練習してみよう
では、ここまでの理解度をチェックしてみましょう。
ではヒントです。
「楽しい一日」なので、「have a good time」の「time」を別の単語に置き換えるといいですね。
「学校へ行く」というのは「go to school」という熟語を使います。
今日の問題は( )の数が多くて難しいですね。
1番は「(Did)you(have)a(good)(day)?」
2番は「She(didn’t)(go)to(school).」
正解です!
1番は「Did you have a good time?」の「time」がちゃんと「day」になっています。
2番は否定文なので「didn’t」が入って
ヒントです。
「練習する」は「practice」という動詞で表すことができます。
「いつ」は疑問詞「when」を使います。
「when」はLesson18を参照してくださいね。
えーっと、
1番は「Did your sister practice the piano?」
2番は「When did you meet her?」
かな?
悪くないですよ!
ただ1番は「先週」が訳出されていません。
「先週」は、Lesson28で練習した「last」を使えば表現できますよ!
2番は正解です!
そうか!
「Did your sister practice the piano last week?」
ですね!
今日のまとめ
このレッスンでは過去形の疑問文について説明しました。
過去形の文を疑問文の形にするには、文頭に「do」の過去形「did」を持ってきます。
それから肯定文の中で使われていた一般動詞の過去形を原形にします。
つまり
「Did+主語+動詞の原形~?」が基本の形。
答え方は「yes」「no」を使い、
「Yes, I did.」「No, I didn’t」となります。
少し応用になりますが、「when」「where」などの疑問詞と組み合わせて
「いつ~しましたか」「どこで~しましたか」などの文も作れるようになりましょう。
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