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英語【It’s up to you】の意味はなぜ「あなた次第」?返し方や使い方を例文で解説!

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satomi
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こんにちは!
英語の「It’s up to you.」というフレーズを聞いたことがありますか?
日常会話でもよく使われるので、日本人でも耳にしたことがある人は多いと思います。
簡単な表現ですが、ニュアンスを知らないまま使うと少し冷たく聞こえることもあります。
この記事では「It’s up to you」が意味、返し方、使い方をやさしく解説していきます。

「イッツ アップ トゥー ユー」ですか?
確かに聞いたことがあるような気もしますね。
意味はわかりそうでわからないです。

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「It’s up to you」の意味

「It’s up to you」の意味を見てみましょう。

・It’s up to you.

あなた次第/君に任せるよ

「It’s up to you」を直訳すると「それはあなたの上にある」ですが、実際には「あなた次第」「君に任せるよ」 という意味で使われています。

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カジュアルな場面では、主語「It’s」を省略して、「up to you」だけで使う場合もあります。

「It’s up to you」とか「Up to you」で「あなた次第」という意味なんですね?
なぜ、そんな意味になるんですか?

「It’s up to you」でなぜ「あなた次第」という意味になるの?

実は「up to」という言葉には「~まで」「最大」などいろいろな意味があります。

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その中の一つに「~次第で」という意味も。

つまり「It’s up to you」で、「それはあなた次第だよ」となるのです。

なるほど!
「up to」という言葉の意味が分かればかんたんですね!

What do you want to eat tonight?(今夜何食べたい?)

It’s up to you.(君に任せるよ)

決定権はあなたにある」というニュアンスで使うことができます。

【要注意】なぜ冷たく聞こえることがあるの?

「It’s up to you」は便利なフレーズですが、言い方によっては冷たい響きになることもあります。

「It’s up to you」ってポジティブな感じがするのに…。
なぜ冷たい響きになるんだろう?

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トーンや前の文次第では、「好きにすれば?」という感じに聞こえることがあるんです。

I don’t care. It’s up to you.

どうでもいいよ。好きにすれば?

「I don’t care」は「興味がない」「どうでもいい」という意味のフレーズです。

「I don’t care」などと一緒に使うと、相手を突き放すようなイメージになってしまうことも。

声のトーンなどにも注意して使う必要がありますね。

「It’s up to you」の返し方

「It’s up to you」と言われたときの答え方を見てみましょう。

Okay, then let’s go to an Italian restaurant.(わかった、それならイタリアンに行こう)

Thanks. I’ll decide.(ありがとう、私が決めるね)

Are you sure?(本当にいいの?)

「decide」は「決心する」「決める」という意味の動詞です。

例文の1つ目は、ランチに何を食べるかなかなか決まらなくて「あなたが決めて」って言われたときの答え方ですね、きっと。

2つ目の例文では決定権を与えてもらったことに対するお礼を言っています。

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3つ目の例文では「本当にいいの?」と念を押している感じですね。
大切なことを決めてもいいよと言われた感じでしょうか。

答えの返し方は状況に応じていろいろなパターンが考えられますね。

「It’s up to you」の例文と言い換え表現

「It’s up to you」は、どのような使い方をするのか、例文で見てみましょう。

It’s up to you whether we go or stay.(行くか残るかは君次第だ)

The choice is up to you.(選ぶのは君だよ)

It’s all up to you.(全部君にかかっているよ)

「whether」は「~かどうか」「~か、それとも~か」という意味の接続詞です。

「choice」は「選択」という意味の名詞です。

「It’s up to you」は、他の表現に言い換えられるんですか?

「It’s up to you」の言い換え表現

「It’s up to you」と同じような意味を持つ表現はいくつかあります。

You decide.

「You decede.」は「君が決めて」という意味の表現です。

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カジュアルで直接的なフレーズなので、やや命令口調に聞こえる場合もあるかもしれません。

友達や家族など親しい関係の人たちに使えますが、ビジネスでは避けた方がいいでしょう。

It’s your call.

「It’s your call.」は「君の判断に任せるよ」という意味。

「call」には多くの意味がありますが、ここでは「判断」「判定」の意味で使われています。

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ややカジュアルですが、ビジネス会話でも使えます。
ただし、
上司➡部下、同僚➡同僚
など限定で、上司や目上の人に対しては使わない方がいいでしょう。

例えば「最終判断はあなたにある」という意味で、上司が部下に決断を任せるときや、同僚同士での会話なら、自然な流れで使えそうですね。

Whatever you like.

「Whatever you like.」は「君の好きにして」という意味です。

カジュアルな表現で、時に投げやりに響くこともあります。

親しい間柄ではよく使いますが、ビジネスでは使わない方がいいでしょう。

今日のまとめ「It’s up to you」

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「It’s up to you」は「あなた次第」「君に任せる」という意味の表現です。
省略して「Up to you」だけで使うこともあります。
前後の文脈や言い方によって冷たく聞こえることもあるので使う相手やシチュエーションには注意をした方がいいでしょう。
返し方は「Thanks. ~」「Okay, then let’s ~」など前向きに答えるのがおすすめ。
言い換えは You decide. / It’s your call. / Whatever you like. などがあります。

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