こんにちは。
今日も中学英語の復習、がんばりましょうね!
このレッスンでは「I think that ~」という英語の表現について、例文といっしょに意味や使い方を文法的に説明をします。
疑問文や答え方、否定文の作り方なども徹底解説してますよ!
「I think that ~」ですか。
「think」っていう単語は今回初めてでてきますよね。
でも中学生のときに文法で習ったので、意味はわかりますよ!
「I think that ~」の意味は?例文で解説!
では「I think that ~」の意味について説明します。
・I think that ~
~だと思います
「think」は「思う」「考える」という意味の動詞です。
「I think that ~」は、自分の意見や考えなどを言うときの表現です。
日常会話でも頻繁に出てくるので、よく覚えておいてくださいね。
「I think that」の「that」はどういう意味があるんですか?
「あれ」っていう意味ではないですよね…。
文法的には「接続詞」という解釈です。
ただ、そんなに難しく考える必要はなく、「I think that ~」の形の文では「that」以下の内容を「思う」という意味になると覚えてください。
「that」のあとには「主語と動詞」が続きます。
いろいろ説明を聞くより、例文をいくつか見てみましょう。
I think that you are right.(その通りだと思うよ)
I think that English is difficult.(英語は難しいと思う)
I think that she likes chocolate.(彼女はチョコレートが好きだと思う)
「right」は「正しい」という意味の形容詞です。
「that」のあとに「you are right」のように普通に主語と動詞のある文が続いているのがわかりますか?
「English is difficult」も「English」が主語で「is」が「be動詞」ですもんね!
この「that」は省略可能です。
つまり
「I think (that) you are right.」というように「that」がなくても問題ありません。
実際の会話では省略されることもよくあります。
でも、私は「that」はあまり省略しません。
「that」と言いながら次に来る文を考えるための間を作る感じですね。
「I think that ~」の否定文
次に「I think that ~」の文を否定文にしてみましょう。
たとえば上に出てきた例文の二つ目。
「英語は難しいと思う」を日本語で否定文にするとどうなりますか?
「英語は難しいと思う」を否定文にすると、
「英語は難しいと思わない」
「英語は難しくないと思う」
というのが思い浮かびました。
「I think that English is difficult.」には「think」と「is」のように動詞が二つあります。
なので、日本語で否定文を考えると二通り思いつくわけですね。
意味としてはどちらもだいたい同じです。
ということは、
「I don’t think that English is difficult.」
「I think that English isn’t difficult.」
という二つの否定文ができるわけですね?
いえ、実は中学校の英語の筆記試験では、二つ目の方は「✕」か「△」にされる可能性があります。
「I think that ~」の否定文は
〇「I don’t think that English is difficult.」
✕「I think that English isn’t difficult.」
「that」以下の部分ではなく、「think」を否定する。
文法的にはどちらでもかまわないと思いますが、中学生が習う英文法では「think」を否定するのが正解だと習います。
なので、先生によっては、「English isn’t difficult」と回答すると「✕」を付けるかもしれませんね。
実際ネイティブの会話でも多くの場合
「I don’t think」のように「think」の前に「don’t」を付けて否定文を作ります。
それは習慣的なものだと思えばいいんですか?
そうですね。
「think」を否定するということは自分の「考え」や「思い」を否定するわけですから、少し婉曲的でソフトなイメージになります。
日本語に訳すときは、逆に「英語は難しくないと思う」とする方が自然な感じに聞こえると思います。
「I think that ~」の疑問文と答え方
次に「I think that ~」の疑問文の作り方を例文で説明します。
I think that it will be sunny tomorrow.(明日は晴れると思います)
Do you think that it will be sunny tomorrow?(明日は晴れると思いますか)
「think」は一般動詞なので、文頭に「do」を持ってきて疑問文を作ります。
なるほど!
一般動詞の疑問文の作り方と同じなんですね!
「that」以下はそのまま変わらないんだ。
かんたんですよね?
答えの返し方も一般動詞の疑問文に対する答え方と同じです。
Do you think that it will be sunny tomorrow?
Yes, I do./No, I don’t.(はい、そう思います/いいえ、そう思いません)
一般動詞の否定文や、疑問文とその答え方についてはLesson4を参照してください。
練習してみよう
では、「I think that ~」を使って練習問題を解いてみましょう。
ヒントです!
「図書館」は「library」です。
「行った」は「go」の過去形「went」を使ってください。
「数学」は「math」という単語を使います。
「簡単」は「easy」です。
難しいですね。
1番は「I(think)that(he)(went)to the(library).」
2番は「I(think)(math)is(easy).」
正解です。
2番は、「that」を省略した形ですが、よくわかりましたね!
ではヒントです。
「意見」は「opinion」という単語を使ってください。
「おもしろい」は「interesting」。
「フランス料理」は「French food」。
ちょっと難しすぎないですか?
1番は「I think that your opinion is interesting.」
2番は「I think that she likes French food.」
1番は正解です。
2番は問題文をよく見てください。
「思います」ではなく「知っています」になってますよね。
「think」の部分には別の単語が入ることがあります。
「say(言う)」「hope(望む)」などです。
「知っている」は「know」を使ってください。
「I know that she likes French food.」
ですね!
今日のまとめ
今日のレッスンでは「I think that ~」について文法的に説明しました。
「I think that ~」は「that以下のことを思う」という意味で、自分の意見や考えを言う時に使います。
否定文を作るときは、「think」の前に「don’t」を置きます。
「that」以下の部分にも動詞を否定の形にはしないようにしてください。
また「think」以外にも「hope」や「know」などの単語が入る場合もよくあります。