
こんにちは!
今日も中学英語の復習をがんばりましょうね。
Travis Japan(トラビス ジャパン、略称トラジャ)の「Would You Like One?」という曲を知っていますか?
映画『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』の主題歌としても話題になっていますよね!
タイトル「Would You Like One?」を見て、「この英語表現ってどういう意味?」と思った方も多いのではないでしょうか。
この記事では、「Would You Like One?」の意味や「would like」の使い方、「want」との違いなどについて詳しく説明します。

「ウッド ユー ライク ワン 」?
「would」って確か「will」の過去形ですよね?
それと「like」が一緒になるとどういう日本語訳になるのかな?

「Would You Like One?」を発音する場合、「Would」と「You」を一つの単語のようにくっつけると自然に響きます。
「ウッヂュー ライク ワン」という感じですね。
櫻坂46の「I want tomorrow to come」の意味はこちら⇩ ⇩
「Would You Like One?」の意味
それでは『たべっ子どうぶつ THE MOVIE』の主題歌、Travis Japan(トラビス ジャパン)の「Would You Like One?」の意味から見てみましょう。
・Would you like one?
お一ついかが?
「Would you like ~?」は「~はいかがですか?」という意味の丁寧な表現です。
「one」は「一つ」という意味で、その前の文脈や状況から何を指してるかがわかります。

例えばケーキ屋さんでチーズケーキを買ってきたと言ったあとに「お一ついかが?」と言えば「チーズケーキ」のことだとわかりますよね?
「Would You Like One?」はトラジャの曲のタイトルなので、それぞれの単語の一文字目を大文字表記にして印象に残るようにしているんですね。
※Travis Japanの曲「Would You Like One?」の歌詞ですが、まだ発売前のためネット上で見つけることができませんでした。
歌詞が分かり次第、英語部分で解説が必要な場合はここに追記していきます。

文の最後が「?(クエスチョンマーク)」だから、疑問文ですよね?
じゃあ、肯定文の場合はどういう形なんですか?
「would」は助動詞「will」の過去形です。
つまり先頭に出ている助動詞「would」をもとの位置に戻すだけ。
「I would like one.」という形になり、日本語訳は「1つ欲しいです」となります。
「would like ~」は「~したい」「~がほしい」という意味です。

「want」と同じような意味ですが、「would like ~」の方がやや丁寧なイメージですね。
「Would you like ~?」と「I would like ~.」を使った例文を見てみましょう。
Would you like some coffee?(コーヒーはいかがですか?)
I would like a piece of cake.(ケーキが欲しいです)

「would like」の「like」の後ろには「some coffee」とか「a piece of cake」とか名詞が来るんですか?

いいところに気付きましたね!
「would like」の「like」の後ろは名詞が来る場合と「to + 動詞の原形(to不定詞)」が来る場合があります。
「would like 名詞」と「would like to ~」
「would like 名詞」は「~がほしい」
「would like to ~」は「~したい」という意味。

以前勉強した「want」と同じような意味と使い方なんだ!
違いは「would like」の方がていねいなんですね。
I would like something sweet.(何か甘いものをいただきたいです)
Would you like to watch TV?(テレビをご覧になりたいですか)
上の例文は「would like 名詞」の例文です。

「I want something sweet.」にするとカジュアルなイメージになります。
下の例文は「to + 動詞の原形(to不定詞)」を使ったものです。
「to watch TV」の替わりに
・to play soccer
・to eat dinner
・to read newspaper
など、いろいろなパターンが考えられますね。
「Would you like ~?」の答え方

それでは次に、「Would you like ~?」に対してどのような返事の仕方をすればいいのか見てみましょう。
「would you like ~?」の肯定的な答え方
Yes, please.(はい、お願いします)
I’d love one.(ぜひいただきたいです)
That would be great.(それは素晴らしいですね)
1つ目の「Yes, please.」をまずは覚えておきましょう。
2つ目は「like」の替わりに「love」を使うことで「ぜひ!」という印象を与える答え方です。

質問が「would like to ~」とto不定詞を使って聞かれたときの答え方は「I’d love to.」となります。
3つ目は聞かれたことに対して「それは素晴らしい」ということで少し婉曲的ですが肯定的な返事をしています。

英語で婉曲的に答えるって、難しいですね。
「would you like ~?」の否定的な答え方
No, thank you.(いいえ、結構です)
I’m good, thanks.(大丈夫です、ありがとう)
Not this time, but thanks.(今回はやめておきます、でもありがとう)
1つ目は、何かを断るときの定番の表現です。
2つ目の「I’m good」は「大丈夫です」「結構です」という意味で使われる口語表現です。

誘いや申し出を断る時によく使われるのでぜひ覚えておきましょう。
3つ目の「Not this time」も柔らかく断りたい時によく使われます。

今回はダメでもまた次に誘ってねっていうニュアンスがありますよね。
相手も嫌な思いをしなさそう。
「would like」と「want」の違い
「would like」と「want」はほぼ同じ意味です。
ただし多少のニュアンスの違いがあるので、解説していきます。
「would like」の使い方
「would like」は、丁寧な依頼や申し出をするときに使います。
I would like a cup of tea.(紅茶を一杯いただきたいです)
Would you like to go to the concert?(コンサートに行きませんか?)
「would like」は目上の人やビジネスなどでも使える表現です。
「want」の使い方
「want」は、「would like」より直接的でカジュアルなイメージの表現です。
I want a new bag.(新しいカバンがほしい)
Do you want to watch a movie?(映画を観たい?)

「want」は友達や家族の間で使える感じなんですね!
「would like」の過去形
「would like」の過去形について少し触れておきます。
このブログではまだ説明していない「現在完了形」を使って過去の意味を表します。

「would like」の過去形は「would have liked」です。
これは「~したかった(けれどできなかった)」という意味。
I would have liked to see the movie.(その映画を観たかった)
She would have liked to come to the party.(彼女はパーティーに来たかった)

どちらも結果的には「できなかった」という意味があるんですね。
「want」の過去形は「wanted」にするだけなので簡単ですよね。
でも「would like」の過去形は「would have liked」という形にしなければなりません。

「wanted」も「したかったけど、結果的にできなかった」という意味になるんですか?

それは文脈によります。
「wanted」は過去形なので、「過去のある時点に何かをしたかった」という意味を表し、結果的にできたかどうかまでは言い表すことができません。

少し難しいですね。
今は「would like」の過去形は「would have liked」だということだけ覚えておけばいいでしょう。
今日のまとめ「would like」


Travis Japanの曲「Would You Like One?」は「ひとついかがですか?」という意味です。
「Would you like ~?」と聞かれたときの答え方は「Yes, please.」や「No, thank you.」などがあるので覚えておきましょう。
「would like」と「want」は基本的には同じような意味ですが、ニュアンスに違いがあります。
大まかに言うと「would like」は丁寧で「want」はカジュアル。
また「would have liked」を使うと「~したかった(けどできなかった)」という過去のことを言い表すこともできます。
Travis Japanの曲をきっかけに、「would like」の使い方をマスターしましょう!