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英語【All I Want for Christmas Is You】の意味は?マライアキャリーの歌詞を日本語でわかりやすく解説!

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satomi
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こんにちは。
クリスマスが近づくと、街のどこかで必ず流れてくるマライア・キャリーの名曲 「All I Want for Christmas Is You(日本語タイトル:恋人たちのクリスマス)」。
でも、この英語タイトルを見て

・文が長い
・単語が多い
・倒置っぽく見える
・意味がわからない

と感じる人も多いようです。

そこで今回は、この英語タイトルを文法的にやさしく分解しながら、意味や和訳をわかりやすく解説していきます。

読み方は「オール アイ ウォント フォー クリスマス イズ ユー」ですよね。
たしかに定番のクリスマスソングなのに、タイトルの意味は少し難しく感じます。

  

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「All I Want for Christmas Is You」の意味

それでは 「All I Want for Christmas Is You(オール アイ ウォント フォー クリスマス イズ ユー)」 の意味を見てみましょう。

・All I Want for Christmas Is You

クリスマスに欲しいのは、あなただけ

ここでの「All」は「すべてのもの」という意味の名詞として使われています。

タイトルは長く見えますが、文の構造はとてもシンプルで、be動詞(is)を使った文です。

じゃあ He is a student.(彼は生徒です) と同じ文の形なんですね!

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その通りです。
このタイプの文では、be動詞を挟んで 左と右が「=(イコール)」の関係 になります。

つまり

「He」=「a student」

「彼」は「生徒」なのでイコールの関係です。

同じように

「All I want for Christmas」=「you」

「私が欲しいすべてのもの」は「あなた」なので、イコールになっていますね。

「He is a student.」と違って「is」の左側の部分が長いので難しく感じますよね…。

では、もう少し文法的に見て行きましょう。

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「All I want for Christmas is you」を文法的に解説

この文で少し分かりにくいのは、is の左側にある 「All I want for Christmas」 の部分です。

では、少し細かく区切って見てみましょう。

まずは 「All I want」 の部分。

実はここには 関係代名詞の「that」 が省略されています。

satomi
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つまり、

All (that) I want

がもともとの形で、「All」を (that) I want が後ろから説明しています。

「All」は「すべてのもの」という名詞なので、

「(that) I want(私が欲しい)」が付くことで、

「私が欲しいすべてのもの」 という意味になります。

関係代名詞「that」を使うと、後ろの文が前の単語「All」を説明する形になるんですね。

satomi
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そうです。
関係代名詞「that」以下は、直前の単語(先行詞)「All」 を後ろから説明しています。

そして for Christmas は「クリスマスのために」という意味。

これらをつなげると、

All I want for Christmas is you = 私がクリスマスに欲しいもののすべては、あなたです。

という直訳になります。

なるほど…。
それを自然な日本語に意訳すると、「クリスマスに欲しいのは、あなただけ」 になるんですね。
日本語タイトルの「恋人たちのクリスマス」は、かなり大胆に変えたんですね。

  

「All I Want for Christmas Is You」歌い出しのフレーズを解説

ではタイトル以外の英語フレーズを、よく耳にする歌いだしの部分を中心に解説します。

I don’t want a lot for Christmas

カタカナで読み方を表記すると「アイ ドン ウォント ア ロット フォー クリスマス」。

意味は「クリスマスに欲しいものはあまりないの」

「a lot」は「たくさん」という意味。


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つまり「クリスマスのために欲しいものは多くはない」という意味になります。

思ったよりシンプルな文ですね。
中学英語の範囲で理解できますよね。

There is just one thing I need

読み方は「ゼア イズ ジャスト ワン シング アイ ニード」。

意味は「どうしても必要なものがひとつだけあるの」

「There is ~ は「〜がある」という意味。

「just one thing」は「たった1つのもの」

この文も「I need」の 前に関係代名詞「that」が省略されています。

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「There is just one thing (that) I need」というのがもともとの形です。
さっきの関係代名詞「that」と同じで、「I need」が「one thing」を説明しています。

つまり「私が必要としているただ1つのものがある」という訳になるんですね。

I don’t care about the present underneath the Christmas tree

読み方は「アイ ドン ケア アバウト ザ プレゼント アンダニース ザ クリスマス ツリー」。

意味は「クリスマスツリーの下のプレゼントなんてどうでもいいわ」

「care about ~」 は「〜を気にする」という意味。

「present」は「プレゼント」。

「underneath」は「〜の下に」(「under」と同じ意味ですが、少し強調した表現です)。

ツリーの下のプレゼントより大事なものがある…ってことですね。

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そう!
ここで曲のテーマがはっきりしてきましたね!

次にもう一つフレーズを見てみましょう。

クリスマスに使えそうなお役立ち表現です。

Make my wish come true

読み方は「メイク マイ ウィッシュ カム トゥルー」。

意味は「私の願いを叶えて」です。

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この表現は他の歌や映画などにもよく出てくるので、聞いたことがあるのではないでしょうか?

make + 〇〇 + 動詞の原形
→「〇〇を〜の状態にする/〜させる」という意味になります。

「come true」は「実現する、叶う」という意味。

「come true」はわかります!
「ドリカム(DREAMS COME TRUE)」でおなじみですから。

つまり「Make my wish come true」で「私の願いを実現させて」となります。

今日のまとめ「All I Want for Christmas Is You」

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今日は、マライア・キャリーの名曲のタイトル 「All I Want for Christmas Is You」 の英語を、文法からやさしく解説しました。
タイトルは長く見えても、実は
「All I want for Christmas = クリスマスに欲しいもの全部」
「is you = それはあなた」
という、とてもシンプルな構造でしたね。
歌い出しの
I don’t want a lot for Christmas や
There is just one thing I need
なども、中学英語だけで理解できる表現ばかりでした。
そして定番フレーズ
Make my wish come true
は、クリスマス以外でも使える便利な表現です。
クリスマスソングをきっかけに英語に触れると、楽しみながら文法の復習もできるのでおすすめですよ。
ぜひ今年のクリスマスも、いろいろなクリスマスソングを聴いて楽しんでくださいね。

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