
こんにちは!
今日も中学英語の復習をがんばりましょうね。
英語の「after you」という表現を聞いたことがありますか。
似たような意味の表現として「go ahead」もあります。
この記事では、「after you」の意味や使い方を詳しく解説し、「go ahead」との違いについても例文を交えて説明します。
さらに、言い換え表現も紹介するので、ぜひ最後まで読んで使いこなしてください!

「アフター ユー」ですか?
単語は簡単なのに、和訳しようとすると難しいですね…。
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「after you」の意味
それでは「after you」の意味について見てみましょう。
・after you
お先にどうぞ
「after」は「~のあとに」「~に次いで」などの意味の前置詞です。
つまり「after you」は、「あなたのあとに」「あなたに次いで」と直訳することができます。

「あなたのあとに」→「お先にどうぞ」と意訳できるんですね。
「after you」は日常会話では「お先にどうぞ」というニュアンスで使われる丁寧な表現です。
目上の人に対してやフォーマルな場面などで使うことができます。

例えば、目上の人といっしょにいるとき、ドアを開けて自分がさっさとお店などの中に入るのはあまり印象がよくありませんよね?
そんな場面ではドアを手で押さえながら「After you.(お先にどうぞ)」と言って、目上の人に先に建物の中に入ってもらえばスマートだと思いませんか?

エレベーターで順番を譲るときとか、
レストランで先に座ってもらうときとかにも使えそうですよね!

昔の話ですけど、私、「after you」をちょっと間違ったシチュエーションで使ったことがあるんです。
「after you」の間違った使い方
確かタイに観光旅行に行ったときのことです。
動物園のような場所で、両側をダチョウに囲まれた狭い通路のようなところを通らなければならないということがありました。

ダチョウを間近で見たことがありますか?
思っている以上に大きくて威圧感があるんですよね。
そこのダチョウは人間に興味があるのか、通路を通る人に顔を近づけたり、軽くつついたりしていました。

普段から身近にいる動物じゃないから、少し恐怖感があるのはわかります。
その通路の手前のところで、英語圏から来たと思われる男性といっしょになりました。
向こうは私が怖がっているとは気付かずに、ジェスチャーで「お先にどうぞ」と譲ってくれようとしました。
しかし私は恐怖でとてもその通路を通れそうになく、軽いパニック状態で

「After you!」と言ってしまったんです。
意味としては間違っているわけではありませんが、「after you」が相手に先を譲るていねいな表現だと考えるとちょっと変な使い方をしてしまったなと後から思いました。

だって、私が怖くてイヤだと感じていることを、知らない人に先にやらせようとしたわけですからね。
「after you」は言い換えられる?「go ahead」との違いは?

「after you」は、同じような意味の表現に言い換えることができます。
go ahead
「go ahead」も「お先にどうぞ」の意味で使うことができる表現です。
「ahead」は「前方に」「先に」という意味の副詞です。
「after you」と言い換えることも可能ですが、「go ahead」の方がカジュアルなイメージがあります。

「go」から始まっているので命令文ですよね?
ということは友達とか親しい間柄で使う言葉なのかな。

その通りです。
ビジネスの場や目上の人に対して「go ahead」はあまり適切ではありません。
よく「after you」と「go ahead」の違いについて聞かれることがあります。
「after you」の方が「go ahead」より丁寧でフォーマルなイメージである以外に、「after you」は道や順番などを譲るというニュアンスがあります。

「go ahead」の方も譲り合いをしているような場面で使うこともありますが、どちらかというと相手に先に進むよう促す、許可をするニュアンスです。
you first
「you first」も「after you」と同じような意味を持つフレーズです。
直訳すると「あなたが一番に」となり、「お先にどうぞ」と意訳できます。
「you go first」という場合もあります。

「you first」はフォーマルにもカジュアルにも使える表現なので、覚えておくと便利ですよ。

「you first」の「first」は、女性に対して「お先にどうぞ」という意味の「レディーファースト」の「ファースト」と同じですか?

はい。
英語では「lady」ではなく「ladies first」と複数形になります。
女性全般という意味で複数形になるんです。
be my guest
今日のまとめ「after you」


「after you」は、相手に道や順番を譲るときに使う丁寧な表現です。
一方で、「go ahead」は、順番を譲るだけでなく、相手に行動を促したり許可を与えるニュアンスも含まれます。
また、「after you」の言い換え表現として、「go ahead」以外に「you first」などもあります。
それぞれ微妙なニュアンスの違いもありますが、「after you」と言い換えることができる場合も多いので、ぜひ使ってみてくださいね。