
こんにちは!
いきなりですが「What a Wonderful World(邦題:この素晴らしき世界)」という曲を知っていますか?
やさしく語りかけるような歌声と、美しいメロディで世界中に愛されている名曲です。
最近ではオリンピックのフィギュアスケートで中井亜美選手が銅メダルを獲得した時の演技曲としても話題になっています。
この曲を歌っているのは、ジャズの名歌手 Louis Armstrong(ルイ アームストロング)。
(中井選手が使用したのは Lexi Walker(レキシー・ウォーカー)が歌うアレンジ版です)
もともとは1967年に発表されたスタンダードナンバーです。
「What a Wonderful World」は、実は中学英語で理解できるやさしい表現がたくさん使われています。
・What から始まる感嘆文
・I see 〜 のシンプルな文型
・more than を使った比較表現 など
この記事では、歌詞の印象的なフレーズを取り上げながら、日本語の意味と文法ポイントをやさしく解説していきます。
英語をやり直したい大人の方にも、英語学習中のお子さんにも役立つ内容です。
名曲の歌詞を読み解きながら、中学英語を復習していきましょう。。

中井選手、「ミラノ・コルティナ2026オリンピック」で銅メダル獲得!!
あの緊張感の中でとても素晴らしい演技でしたよね!
タイトルの「What a Wonderful World」という表現そのものの意味や感嘆文の形については、こちらの記事でくわしく解説しています。
👉 英語【What a Wonderful World】の意味は?中井亜美選手FS使用曲をやさしく解説
What a Wonderful World の意味(感嘆文)
What a wonderful world
日本語にすると
「なんてすばらしい世界なんだろう」 という意味です。

日本語タイトルは意訳されて
「この素晴らしき世界」になってるんですね!
この形は、What から始まる 感嘆文 と呼ばれます。
What + a + 形容詞 + 名詞
という語順で、「なんて〜なんだ」と訳し、驚きや感動などを表します。
タイトル自体が、世界の美しさに感動する気持ちをそのまま表した一文になっています。
trees of green は一般的?green trees との違い
まず、歌い出しを見てみましょう。
I see trees of green
意味は「緑の木々を見る」です。
ここで気になるのが、
「trees of green という言い方は普通なの?」
という点ではないでしょうか?

結論から言うと、日常会話では
「green trees」の方が一般的です。
では、なぜ歌詞では trees of green なのでしょうか?
理由は、
- 詩的でやわらかい印象になる
- 「緑という色に包まれた木々」という情景を強調できる
などが考えられます。
つまり、
✔ green trees = 普通の言い方
✔ trees of green = 少し詩的な言い方
という違いです。
I see them bloom のポイント(see の使い方)
歌詞にはこんな一文もあります。
I see them bloom
直訳すると、
「私はそれらが咲くのを見る」
ここで大事なのが、
see + 目的語 + 動詞の原形
という形です。
この形は
「〜が…するのを見る」
という意味になります。
例:
- I saw him run.(私は彼が走るのを見た)

この場合は
「him=目的語」
「run=動詞の原形」
となります。
知覚動詞(see・hear など)の基本パターンですね。
歌詞の中には、同じような形がいくつか出てきますよ。
more than I’ll ever know の意味
後半の有名なフレーズです。
They’ll learn much more than I’ll ever know
意味は、
「彼らは、私がこれから先ずっと知ることよりも、もっと多くを学ぶだろう」
ここではいくつかポイントがあります。
■ will の短縮形
They’ll = They will
I’ll = I will
会話や歌では短縮形がよく使われます。
■ more than 〜(〜よりも多く)
more than は比較の表現です。
- She studies more than I do.(彼女は私よりたくさん勉強します)
歌詞では、
more than I’ll ever know
(私がこれから先ずっと知ることよりも)
という少しロマンチックな言い回しになっています。
この歌が伝えているメッセージ
「What a Wonderful World」は、特別な出来事を歌っている曲ではありません。
緑の木々、赤いバラ、青い空、赤ちゃんの泣き声、友だちの握手。
日常の何気ない風景をひとつひとつ見つめながら、
“それでも世界はすばらしい”
と語りかける歌です。

派手な言葉や難しい言い回しは使われていません。
しかも文法もとてもシンプル。
だからこそ、
・自然の美しさ
・人と人とのつながり
・未来への希望
といったメッセージが、まっすぐに伝わってきます。
難しい英語ではなく、中学英語レベルのやさしい表現で、ここまで深い意味を表現できる。
それもこの曲の魅力のひとつなのではないでしょうか。
今日のまとめ

「What a Wonderful World」は、
・What から始まる感嘆文
・I see 〜 のシンプルな文型
・see + 目的語 + 動詞の原形
・more than を使った比較表現
など、中学英語で理解できる表現がたくさん使われています。
名曲の歌詞は、楽しみながら英語を学ぶ人にとって最高の教材です。
音楽として楽しみながら、ぜひ英語の表現にも注目してみてください。
